Web時代の作家たち

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「世界との折り合いが悪い人たち」に寄り添う|凪良ゆう インタビュー

作家の新たな一面に気付かされるような作品に出会うことは、小説を読んでいく中でも特に幸せな体験のひとつだ。それが大好きな作家なら、なおさら。

 今年、書店の新刊台に平積みにされている『流浪の月』を手に取り、凪良ゆうという作家を「再発見」した、あるいはとうとう「出会った」読者は多いだろう。暗色のテーブルに載せられたストロベリーアイスクリームの装丁は、まるで作家が持つ人間洞察の深さと、生活描写の甘やか

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取材や下調べで何を感じたか、が執筆の第一歩|天花寺さやか インタビュー

京都府警が擁する「人外特別警戒隊」。通称、「あやかし課」――。

Web小説のジャンルとして、ライト文芸のジャンルとして、すっかり定着した感のある「あやかし」もの。その本家本丸とも言える重厚な歴史を持つ街・京都を舞台にした、天花寺さやか『京都府警あやかし課の事件簿』が、第7回京都本大賞を受賞した。エブリスタ発の作品の受賞は2016年の『京都寺町三条のホームズ』(望月麻衣)に次ぎ、3年ぶり2回目。

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ありがとうございます!今日のおすすめは「新人賞の懐」です。
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