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Web小説書籍化クロニクル

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#コラム

2019-2022年のウェブ小説書籍化③ 日本式の「ウェブ小説書籍化」は終わらない|飯田一…

ピッコマノベルによる韓国ウェブ小説翻訳配信と中国BL『魔道祖師』のヒット 日本市場の特徴…

2019-2022年のウェブ小説書籍化② 日本のウェブ小説における有料販売の歴史、中国・韓…

日本のウェブ小説サービスにおける有料販売の歴史 2010年代後半に日本にやってきた「北米型チ…

2019-2022年のウェブ小説書籍化① 第二次ボカロ小説ブーム、ウェブ小説書籍化の歴史に…

 2019年から2022年までの時期の流れをひとことで言えば、有料販売に力を入れた広義のウェブ小…

2016-2018年のウェブ小説書籍化④ 軌道に乗ったカクヨムと他出版社系投稿サイトとの違…

カクヨムと明暗を分けたピクシブ文芸、NOVEL DAYS、セルバンテス カクヨム以外にも2016年から…

2016-2018年のウェブ小説書籍化③ SF系ウェブ小説の書籍化と純文学が狙った「足し算」…

 2016年から2018年にかけては、広い意味での一般文芸に含まれるSFと純文学でもウェブ小説書籍…

2016-2018年のウェブ小説書籍化② 児童向けへの広がりとアンソロジー・ショートショー…

小学生向けに広がるウェブ発小説 男性向けのエロライトノベルや女性向けのTL、BLでウェブ小説…

2016-2018年のウェブ小説書籍化① なろうダイジェスト版禁止、成人向けに広がっていったweb小説|飯田一史

 2016年から2018年までも、まとめたほうが流れが理解しやすい。  前回(「2014年&2015年のウェブ小説書籍化」前編と後編)で見たように、2015年までに小説家になろう(以下「なろう」)系とライト文芸が出版市場において確立された。  2016年から2018年にかけては、年齢層的にもジャンル的にも、さらにウェブ小説書籍化の動きが広まっていく。成年向け、児童書、Twitter/Instagram発ポエム・エッセイ、SF、純文学などだ。この章では広い意味での一般文芸「以外

2014年&2015年のウェブ小説書籍化(後編)「人気に火がつく」状態から「ウェブ小説は…

ウェブ小説に参入した例外的な一般文芸の作家・石田衣良 (前編)で書いたような変化にもかか…

2014年&2015年のウェブ小説書籍化(前編)なろう系がラノベになり、ライト文芸にウェ…

 なろう系作品のヒットによって大人の読者が顕著に目立つようになった 2014年と2015年はセッ…

2013年のウェブ小説書籍化③ 多様化する女性向けウェブ小説と出版社系サイト/電子小…

スマホ発の大人の女性向けロマンス市場の台頭 2013年にKADOKAWA以外では何が起こっていたか。…

2013年のウェブ小説書籍化② 『ビリギャル』『櫻子さんの足下には死体が埋まっている…

(10月25日:記事を一部修正しました) ウェブと出版の連動における試行錯誤 すでに連載で紹…

2013年のウェブ小説書籍化① ラノベの転換点となった一年、KADOKAWAとその周辺の動向…

 2010年代に入ってウェブ小説書籍化およびその源泉となるウェブサービスの動きは加速し、多様…

2012年のウェブ小説書籍化 「なろう」系文庫レーベルと複数のテキスト系サービスの出…

「なろう」系専門の「ライトノベル」文庫レーベル・ヒーロー文庫の衝撃 2012年最大の出来事は…

2011年のウェブ小説書籍化 ウェブ発の作家は「作家」として「文芸」の世界から認知されてもいなかった|飯田一史

電撃小説大賞をめぐるイノベーションのジレンマ ラノベ作家志望の作品の投稿先は、2000年代までは出版社運営の新人賞以外ほぼ選択肢がなかった。だが2010年代にはそれと同等か、人によってはそれ以上にまず「小説家になろう」などの投稿サイトが有望な選択肢となっていく。  2011年には、著者のウェブサイトに掲載して好評を博したものを改稿して電撃小説大賞に応募して銀賞を受賞した和ヶ原聡司『はたらく魔王さま!』が2月に電撃文庫から刊行されている。  前にも触れたが、これは米澤穂信『氷菓