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あなたの「好き」を見つけたくなる本|三浦しをん『マナーはいらない 小説の書きかた講座』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。

2021年の新連載第一弾は今回から始まる「小説の書き方本を読んでみる」です。
小説を書く時に、ウェブにある「小説の書き方」なんかの記事やまとめを皆さん読んだことありませんか? 同様に今までたくさん出版されている「小説の書き方」本を読んだことはありませんか?

小説を書く参考にするためになにか読んでみたいと思っても、たくさんあってどれを読んでいいのかわからないという人もいるはずです。「編集部」で皆さんの代わりに読んでみて、その「小説の書き方」本がどんなことを書いているのかをお伝えしてみようというのがこの連載です。

もちろん、この記事を参考にしてもらうだけではなく、興味が出たらその書籍を読んでみてください。「神は細部に宿る」と言います。
「monokaki」編集部が本の中からピックアップするものと、皆さんそれぞれにとって必要なものはズレたり、違ったりする可能性の方が高いです。この著者が言っていることは気になるな、自分には合うのかもしれないとあなたのアンテナが反応したら、ご自身で手にして読んでみてください。あなたにとって必要な言葉がきっと見つかるはずです。

記念すべき第一回は三浦しをんさんの『マナーはいらない 小説の書きかた講座』を取り上げます。三浦しをんさんと言えば大人気作家であり、同時に新人賞の選考委員も長く務められている、作家志望者にとって憧れの作家のひとりではないでしょうか。「monokaki」では以前に「平成小説クロニクル」でも取り上げたことがあります。

ちなみにこの『マナーはいらない小説の書きかた講座』はエッセイの形を取っていて、途中から『HiGH&LOW』について何度も取り上げて書かれています。
三浦さんご自身も「小説の書き方」から話がズレてしまっていると自分ツッコミもされていますが、『HiGH&LOW』を知らなくても、その語りですごく魅力的な作品だということがガシガシと伝わってきます。
好きなものを語ることが一番大事だということをあえて、ご自身が大好きな『HiGH&LOW』シリーズに言及することで読者や作家志望者へ伝えているようにも思えます。この辺りもぜひよんでもらいたいです。さて、三浦さんは「小説の書き方」としてどんなアドバイスをしているのか読んでいってみましょう。

二十四皿のフルコースメニュー(お口直しも四回あるよ)

 本書は「WebマガジンCobalt」で連載していた、「小説を書くためのプチアドバイス」を一冊にまとめたものです。単行本化にあたって、書き下ろしやコラムを加え、『マナーはいらない 小説の書きかた講座』というタイトルに改めました。

(中略)

『マナーはいらない』というタイトルには、「小説を書くのは自由な行いだから、細かい作法とか気にしなくてオッケーだぜ!」って思いをこめました。しかし少々嘘もあるタイトルで、たしかに自由な行いなのですが、「ここを踏まえると、もっと自由に表現できるようになるかもだぜ!」というポイントも確実にある気がします。それについては、なるべく例も挙げつつ説明するように心がけました。

(中略)

 本書の構成は、タイトルにあやかってフルコース仕立てにしてみました。全二十四皿って多すぎるだろ。いくらなんでもおなかが破けちゃうだろ。コラムは「お口直し」という項目になっています。四回もお口直しって、お色直しが頻発する芸能人のバブリーな披露宴か。
 いろいろツッコミどころのある当店へ、ようこそいらっしゃいました。手づかみで、あるいは寝転がってなど、どうぞご自由にお食事をお楽しみください。

という三浦さんの前書きから始まる本書ですが、二十四皿がそれぞれフルコースメニューとして配置されています。

アミューズブッシュでは、推敲と枚数について
オードブルでは、短編の構成について、一人称と三人称について
スープでは、一行アキについて
魚料理では、比喩表現、時制、セリフについて
肉料理では、情報の取捨選択、取材、タイトル、情報提示のタイミングについて
サラダでは、高揚感について
チーズでは、描写と説明について
デザートでは、書く際の姿勢、書き進めるコツ、構成と登場人物について
コーヒーと小菓子では、お題、短編と長編について
食後酒では、プロデビュー後について

全部気になりますよね。しかし、全部は紹介できないので、その中からいくつか選んだものをピックアップしてみます。

おもしろいって何ですか?」でもずっと読まれている記事に「「一人称/三人称」って何ですか?」があります。小説を書く際に誰もが考える問題、それが人称です。これに関しては本書(「人称について」(一人称編))ではこのように言われています。

「どういう人称がふさわしいか」を考え抜いたうえで小説を書くことによって、物語と登場人物をより輝かせられるのではないか、と私は思っています。好みや感性に委ねられる比重が大きい「登場人物の魅力」を、理屈と理論がものを言う「人称」の選択を通し、底上げすることが可能なのです。 

このあと三人称編でも言われているのは、「結局、誰がこの物語を語っているのか」という問題ですそう、小説は誰かが語っている物語ですその視線やポジションを考え抜くことであなたの書きたい物語は書くべき物語へとなっていきます


センスは後天的に獲得するもの

ウェブ小説といわゆる書籍化された小説の一番の違いはなんでしょうか? 横書きと縦書きの違いが浮かびます。そちらに関しては「Web時代の作家たち」での燃え殻さんのインタビューを参考にしてみてください。
ウェブ小説の特徴の一つは「一行アキ」であり、そのことについても三浦さんは二回に渡って触れられています。

 近ごろの投稿作で散見されるのは、一行アキの乱用です。これはたぶん、インターネット上で文章を読み書きする機会が増えたことが関係しているのだろうと思います。
 たしかにネット上では、あんまりダラダラと文章がつづいていると非情に読みにくい。そのため、一行アキを多く入れる傾向があります。でも、基本的に紙で読むことに想定した小説の場合は、一行アキを入れるのは必要最小限に抑えたほうがいいでしょう。そうすることによって、一行アキの効果が増すからです。 

また、一行アキを使う場合は、「語り手(視点)が変わるとき」と「場面転換するとき(一行アキの前後である程度、時間の飛躍があるとき)」に使うと効果的であるとも書かれています。ウェブと紙ではそれぞれのTPOを意識して、読者が読みやすい形を意識してみましょう。

セリフについては、「電車内で他人の会話に聞き耳を立てる」ことを実践していたという実体験を書かれていました。その体験から「男言葉」と「女言葉」は現代の口語表現ではあまり使われていないことがわかり、語尾に気をつけるようになったとのことです。
コロナ禍の今は人がたくさん集まっている状況は少ないので、ご自身が好きな小説や映画やドラマの登場人物のセリフに特に注目して聞いてみるのがいいかもしれません。

セリフに続いては「取材」です。確かに今の状況ではいろんな場所に出向くのは難しい状況ですが、いろんな手段があります。「おもしろいって何ですか?」でも「「取材」って何ですか?」という記事で取り上げているので、こちらもぜひ読んみてください。三浦さんが挙げられたポイントはこちらの三つでした。

一、とにかく言いふらして、ツテを探す。「友だちの友だちはみな友だちだ戦法」を発動する。
二、資料を読んだり話を聞いたり現場に行ったりと、自分で動く。必要に応じて、「立ってるものはなんでも使う戦法」を発動する。
三、相手の邪魔をせず、しかし自分の心の動きに正直に、見学したり質問したりする。 

また、「情報開示について」では、三浦しをんさんが思う「センス」についての話があり、このことは物書きの皆さんに響くのではないでしょうか。

 センスの内実は、「後天的に獲得するもの」なのです。
 小説を書くのも同じです。試行錯誤して後天的に身につけていったセンスで書くのです。天賦の才で書くのだ、と勘違いして、努力も研究も読者への心くばりもせず、ボーッとしてる(ように思える)やつを見ると、あたしは胸ぐらをつかんでがくがく揺さぶり、「目ぇ覚ませ!」と言いたくなる。貴様は、鼻くそほじりながらパソコンに向かってれば、いつか傑作が書けるはず、なぜなら才能があるから、とか思ってんのか? 才能なんかだれにもねえよ! あるのは、たゆまずセンスを磨きつづけようとする意志だけだよ! 

熱い、熱すぎるぜ、三浦さん。こんなこと言われたら耳が痛い、と思った方もきっといるはずです。でも、痛いというのはしっかりとあなたに届いている証拠です。いつからでも磨き始めることはできます。

時代と共に価値観も常識も変わっていきます。自分が書きたいものと世間がズレても気にしないよ、という人もいるかもしれません。それで自分が書きたい作品が書けるならばいいのか、というときちんと世界で起きていることを知った上で、それをしているかどうかは重要になってくるはずです。その辺りのことについては「新人賞の懐」でお話をきかせてもらった「文藝」編集部へのインタビューも参考にしてください。


執筆にアドバイスなど無用だという理由

小説を書いているとシーンにおける「描写」をどこまで書けばいいのか悩むことがあります。描写や説明が多すぎるとうざったいし、作品のノイズになりかねませんし、少なすぎるとどんな場所だったり、状況なのかも伝わってこなかったりします。

三浦さんは自作の『格闘する者に〇』を最初に読んでアドバイスをしてくれた方から「これは描写ではなく説明だな」と言われ、書き直した部分を実際に例に出されています。気になる方は著書を読んでもらいたいのですが、修正したものを読んだその人は「こういうことです!」と喜んでくれたようです。

 以降、「『面倒だな』と逃げたくなっても踏ん張って、なるべく的確に、さりげなく、いい塩梅で描写を重ねよう」と心がけています。繰り返しになりますが、最適な描写を考えることは、小説全体に目配りすることにつながります(伏線や暗示)。また、登場人物の心情や行動/動作に思いを馳せたり寄り添ったりする糸口にもなりますし、「読者はこの文章をどう受け取るだろう」と想像する客観性を培うこともできます。 

なるほど、客観性もこうやって鍛えることができるんだなと膝を打ちたくなりました。だが、しかし! このあと「書く姿勢について」ではさきほどのアドバイスに関してのこととは違うことも言われています。

 理解しあうためにも、作品へのアドバイスは必須だ、と思うかたもおられるでしょう。「だれかに読んでもらって、アドバイスをもらったほうがいいのかな」と迷っておられるかたは多いと、みなさまからの質問を拝読して感じました。
 正直に申しましょう。アドバイスなど無用!
 ……この本の主旨が根底から崩れることを言ってしまった。しかし、本心です。 

えええ! 三浦先生それないよ!と思いかけたその時、私の脳裏にはこの言葉が浮かんできました。

ご自分でなにかピンとくる部分があればとりいれてみてください。ちなみに、ない場合は完全スルーできれいさっぱり忘れてください!
アドバイスを下手に聞かないほうがいいタイプもいるので。「理屈なんてクソだ!」派なら、そっちを優先したほうがいいです。
ぼくもどっちかというと根本的にはそっち派です。 

海猫沢めろんさん連載の「生き延びるためのめろんそーだん」の「Q.ストーリーの起伏が作れません」でも、ほとんど同じことが言われていたのを思い出したのです。
アドバイスを聞かないほうがいい理由について、三浦さんはなぜ自分はそう考えているのかをしっかり書かれています。

 まず第一に、自分で自分の書いたものを(万全には無理でも、ある程度)ジャッジできないひとは、小説を書くことにあまり向いていません。
 では、どうしたらジャッジできるようになるのかといえば、これはやはり、小説を読んできた経験によって培われる、と言えると思います(例外的に、小説を読んでこなかったけど書けるし、自作をちゃんとジャッジできる、という天才肌のひともいると思いますが、私はそういうひとにお目にかかったことありません。)

また、インプットの話かよ、と思ったあなた大正解です。これまで何度も「monokaki」でも言ってきたことですが、まずインプットするしかないのです。書ける人ほど他の作品をたくさん読んでいるというのも事実です。


闇雲に書いたら本来のゴールから遠ざかる

小説家の方々のインタビューで読書歴を聞くというものがあったりします。創作の土台には自分が受容してきた他者の作品が大きな要素となっています。自分は読まなくても書けるという天才肌ではないのであれば、まず、好きな作品や作家のものを読んで、そこからどんどん興味がある方へと広げていき、さらに深い場所へ降りて行ってみましょう。

三浦さんはアドバイス無用と考える理由の二つめとして、「的確なアドバイスができるひとは、そうそういない」とも言われています。
読書量が多いから批評眼が優れているということには残念ながらならないからです。それもあってか、「自分の作品をよりよくできるのは、究極的には自分だけ。それを忘れず、自信と責任、自作への客観性と情熱を持って書いてください」とも言われています。

そんなこと言われても超難しすぎて無理じゃんって人もいるかもしれません。また、すぐにデビューしたいんだ、時間なんかかけたくないという人も読んでいる方の中にはきっといるのではないでしょうか。そういう人はおそらく「小説を書くのに向いていない」可能性が高いです。
インプットするのも小説を書くというアウトプットにも時間は絶対かかります。また、小説は一朝一夕でどうにかになるものではありません。

 小説(特に長編)は、相当の文字数を費やさなきゃなりませんよね。小説を感性/感覚で書くものだと思っているかたがおられますが、私はちがうのではないかと考えます。

(中略)

「このモヤモヤした気持ちを言語に落としこみ、最善のタイミングで、効果的に表現するためには」といったように、すべて言語で考え、言語で実践しなければならない。そのため、十代前半とかだとちょっと荷が重いのだと思います。前述したとおり、言語を獲得し、言語によって思考と感情を深め、想像力を鍛えあげるためには、ある程度の時間と経験が必要だからです。 

もし、あなたが今十代でないのであれば、「アンファン・テリブル(恐るべき子供)」になれることはありません。そう呼ばれていたのはトルーマン・カポーティですが、彼のように歴史に名を残す天才は確かに存在します。しかし、ほとんどの人間はそうではないというのが現実です。だったら、自分は「大器晩成」なんです、というぐらいの気持ちで創作をしてみたほうがきっと素晴らしい時間になるのではないでしょうか

長編小説を書くことはよく「マラソン」に例えられることが多いです。時間がかかるという意味でも似ていますし、精神力も体力も必要だという共通点もあります。どちらも持久力を鍛えることが完走するためには必要な要素となります。しかし、「長編小説」を書く際の持久力ってどのように鍛えればいいのでしょうか。

 持久力を養成する際に肝心なのは、「闇雲に書いちゃいかん」ってことです。どういうコースなのか知らないまま、四二・一九五キロを走るマラソン選手がいるでしょうか。おらん。皇居の周囲が何キロあるのか知らないまま、ぶっ倒れるまでひたすら何十周も走るジョガーがいるでしょうか。おらん。
 そんなことをしても無駄に疲れるだけですし、うっかりすると筋肉断裂や死の危険性すらあります。コースや距離を事前にちゃんと把握し、ペース配分したり適宜給水したりしなければ、長距離を走りきることなどできません。 

個人的なことですが、以前「東京マラソン」にノリで応募したら当たってしまい、練習せずに出場したことがあります。最初は余裕でした。20キロ過ぎてこのまま完走できるんじゃんと思っていたら、27キロ過ぎたら両方の股関節の炎症がひどくなってしまい、走れなくなりました。残りは足を引きずってゴールしました。マジで練習大事ですし、鍛えずにやったら死にます。


あなたがしたいことをしよう、好きなものを見つけよう

三浦しをんさんの小説には魅力的な登場人物が数多く登場しています。この「小説の書きかた」エッセイでは、他ではあまり語られていないようなこともこっそりと教えてくれています。

 あまり手の平を明かしたくないのですが、『風強』(編集部注:『風が強く吹いている』)で言うとキング、『舟を編む』で言うと西岡は、個人的に共感はできますけれど、私自身のなかにはあまりない感性の持ち主だな、と思いながら書きました。でも、だからこそ、まったくの別人になりきる楽しさがあって、書いているうちに深く思い入れてしまったのも事実です。「自分に似たひと」だけではなく、「自分とまったく異なるひと」を書いてみると、その登場人物が思いがけず生き生きとしはじめる、ということはありえます。ぜひ試してみてください。 

三浦ファンにとっては、マジか!みたいなこともエッセイで書かれているのが本書の特徴のひとつかもしれません。いやあ、三浦さんエッセイおもしろすぎるよって思うのと同時に、好きなものへの愛情と熱意と貪欲さが溢れていて、だからこそ、三浦しをん作品に惹かれる人が多いのも頷けます。

「小説の書きかた」についてのエッセイですが、デビューしてからのお話もされています。プロになると書きたいものだけが書けるわけではなく、依頼に応えて書くことになります。その際に多いのが、雑誌や書籍のアンソロジーなどの「特集ページ」、いわゆる「お題」が提示されているものです。
「お題」を縛りととらえるのか、アイデアの取っかかりをもらったかと考えるかで、作品にどう向き合うかは変わっていきます

エブリスタ」では、「三行から参加できる超・妄想コンテスト」や「執筆応援キャンペーン」という「お題」のあるコンテストがあります。ほかの小説投稿サイトにも「お題」が提示されるコンテストや賞があるので、そちらで力試しをしていつデビューしても「お題」に対応できる状態にしておくのもよいかもしれません。

最後に「これが書きたい!」という情熱が沸かない人、書き続けているうちにそういう悩みを抱えた人に向けての三浦さんからの言葉を引用したいと思います。

「書きたいものがないな」と感じたときは、無理をしないほうがいいと思うのです。小説を書かなくたって、べつに死にゃあせんからな。それぐらいの気楽な気持ちで、執筆のことは一時忘れ、ぐうたらにでも真剣にでもいいので日々を暮らしてください。その際、自分が心底から楽しいと感じられることはなんなのか、なるべく考え、向き合ってみてください。そうするうちにたぶん、「なんだか書きたくなってきた!」とか、「私は小説を書きたいんじゃなく、これをしたかったんだ!」といった発見の瞬間が訪れるのではなかろうか、と思います。 

先が見えない大変な時代ですが、あなたの「好き」を大切にしてください。きっと、その思いが暗闇の先を照らす希望になっていくはずです。小説を読んで書いていきましょう。


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『マナーはいらない 小説の書きかた講座』
著:三浦しをん 集英社
三浦しをんが的確かつ楽しく伝える、小説の書きかた講座。
伝説のWeb連載「小説を書くためのプチアドバイス」が、書きおろしやコラムを加え、『マナーはいらない 小説の書きかた講座』として、ついに単行本化!
長編・短編を問わず、小説を「書く人」「書きたい人」へ。人称、構成、推敲など基本のキから、タイトルのつけ方や取材方法まで、本書タイトルにあやかって「コース仕立て」でお届けする大充実の全二十四皿。あの作品の誕生秘話や、手書き構想メモを初公開。もちろん(某きらめく一族への)爆笑激愛こぼれ話も満載で、全・三浦しをんファン必読の書!

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