Webから応募できる小説新人賞まとめ|2022年下半期|monokaki編集部
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Webから応募できる小説新人賞まとめ|2022年下半期|monokaki編集部

コロナパンデミックで以前とは違う日常を過ごすようになって二年以上が経ちました。少しずつ世界的な流行も収まってきた2022年。当たり前になってしまったこの非日常はどんな風に変わっていくのでしょうか。期待もありつつ、少し怖いようにも感じる今日この頃です。皆さんお元気でしょうか? 
もう気がつけば6月です。2022年も残り半分です。

いろんなものが様変わりしていく中で、小説を書きたいと思っても書けなかったり、完成させられなかった人も多いと思います。もうすぐ下半期に入ります。気持ちを切り替えて新しい執筆目標を立ててみませんか?


この記事では、以下の「3つの条件」を満たす賞を集めました。

・2022年の下半期(12月末まで)〆切
・Webから手軽に応募可能
・書籍化のチャンスもある


スケジュールを立てて応募するのもよし、書き終えてから応募できる賞を探すのもいいかもしれません。
大手出版社の歴史のある新人賞でもWeb応募可能な賞が増えており、「紙で応募するのはめんどくさい」という人も気軽に応募できる環境になってきています。
書籍化デビューを狙うのはもちろん、「〆切がないと書けない」人は、新人賞の〆切を基準にスケジュールを立ててみませんか?

短編・中編、長編と、幅広くさまざまな賞があります。
自ジャンルで募集がないか、チェックしてみてください。また、これを機に書いたことのないジャンルに挑戦してみるのもいいかもしれません。

■7月31日(日)〆切 :第17回 小説現代長編新人賞

ジャンル:不問
文字数・枚数: 400字詰原稿用紙で250~500枚程度。
URL:https://tree-novel.com/works/episode/7dd04a2ee38914e6f3a7afdec413004a.html

近年では金城一紀、朝井まかて、朝倉かすみ、塩田武士など、数多くのベストセラー作家を生み出してきた小説現代新人賞

大賞賞金は300万円、受賞作は講談社から単行本として刊行されます。
選考委員は朝井まかて氏、中島京子氏、凪良ゆう氏、宮内悠介氏、薬丸岳氏の五名。

選考委員の凪良ゆうさんへのインタビューもぜひ読んでみてください。


■8月2日(火)〆切 :ポプラキミノベル小説大賞

ジャンル:【キュンキュン胸がときめく物語部門】【ワクワク心がはずむ物語部門】
文字数・枚数:50,000~80,000文字程度の完結作品(完結作品であれば、短編連作も可)。
URL: https://estar.jp/official_contests/159672

「キミノベル」は2021年3月に新創刊されたジュニア文庫レーベル。【キュンキュン胸がときめく物語部門】はピュアでキュンキュンするラブストーリーの募集。【ワクワク心がはずむ物語部門】は冒険・バトル・謎解き・ホラー・サバイバル、主人公と一緒に駆け出したくなるような心が弾む物語を募集。それぞれに主人公の年代や表現について異なる部分があるので応募要項を確認してください
受賞作はポプラ社キミノベルからの書籍化検討。受賞作1作品につき10万円。優秀作品にはエブリスタ編集部からの選評メールを送付。

同じくポプラ社の恋愛専門児童文庫レーベル「ポケット・ショコラ」についてのインタビューも参考にしてみてください。


■8月31日(水)〆切 :第14回小説野性時代新人賞

ジャンル:エンターテインメント作品
文字数・枚数: 400字詰め原稿用紙で200~400枚まで。
URL: https://awards.kadobun.jp/yaseijidai/

第11回募集時から「野性時代フロンティア文学賞」から改称して新しいスタートを切った新人賞。
以前まで必要だった「1作の応募につき、1枚の応募券」が不要になりました
選考委員は冲方丁氏、辻村深月氏、森見登美彦氏の三名。

選考委員の冲方丁さんの小説の書き方について取り上げた記事もぜひ読んでみてください。


■8月31日(水)〆切 :メフィスト賞

ジャンル:エンターテインメント作品
文字数・枚数: 40字×40行で50枚以上。
URL:https://tree-novel.com/works/episode/760115873d434f0d227fa80bd23e0dfb.html

森博嗣さん、西尾維新さん、辻村深月さんなどミステリ、エンターテインメントの異才を世に送り出してきたメフィスト賞。今までは郵送のみでしたが、前回の2月末〆切の応募からウェブ応募に変更になりました。編集者が直接選び、受賞すれば書籍化を約束する新人賞です。

「平成小説クロニクル」で取り上げた京極夏彦さんと森博嗣さんについての記事も参考に読んでみてください。


■8月31日(水)〆切 :第36回 ファンタジア大賞

ジャンル:10代の読者を対象とした広義のエンターテインメント作品
文字数・枚数:40字×16行で200~270枚
URL: https://www.fantasiataisho.com/guideline/

大賞300万円。金賞50万円、銀賞30万円、入選10万円と、細やかな賞金設定がうれしい賞です。
一次通過作品には、投稿作の評価を「キャラクター」「オリジナリティ」「ストーリー」「同時代性」「文章力」の五項目について10段階評価表がもらえます
最終選考委員は細音啓氏、橘公司氏、羊太郎氏、ファンタジア文庫編集長の四名。


■9月30日(金)〆切 :第128回 文學界新人賞

ジャンル:純文学
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で70~150枚
URL: https://www.bunshun.co.jp/mag/bungakukai/bungakukai_prize.htm

近年では沼田真佑さんの「文學界新人賞」受賞作品『影裏』が芥川賞を受賞しました。芥川賞に一番近い新人賞かもしれません
選考委員は青山七恵氏、阿部和重氏、金原ひとみ氏、中村文則氏、村田沙耶香氏の五名。

「平成小説クロニクル」で以前に取り上げた吉田修一さんと絲山秋子さんが「文學界新人賞」出身作家です。


■9月30日(金)〆切 :第43回 横溝正史ミステリ&ホラー大賞

ジャンル:広義のミステリ小説。又は、広義のホラー小説
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で300~600枚
URL: https://awards.kadobun.jp/yokomizo/

「横溝正史ミステリ賞」と「日本ホラー大賞」の2つが統合した文学賞です。
大賞作品には正賞として金田一耕助像、副賞としてなんと賞金300万円! ミステリとホラーを書いている人はぜひ狙ってほしい新人賞です
選考委員は綾辻行人氏、有栖川有栖氏、黒川博行氏、辻村深月氏、道尾秀介氏の五名。

「ホラー」と「ミステリ」についてはこちらの記事も参考にしてください。


■9月30日(金)〆切 :第17回 小学館ライトノベル大賞

ジャンル:ビジュアルが付くことを意識した、エンターテインメント小説
文字数・枚数:42字×34行で70~150枚
URL:https://gagagabunko.jp/grandprix/

大賞200万円&デビュー確約、ガガガ賞100万円&デビュー確約、優秀賞50万円&デビュー確約、審査員特別賞50万円&デビュー確約。と受賞すればデビューができる新人賞です。
ゲスト審査員は代表作、『Fate/stay night』『月姫』のイラストレーターの武内崇さん。第一次審査委通過者全員に、評価シート&寸評を送付。


■9月30日(金)〆切 :第19回MF文庫Jライトノベル新人賞

ジャンル:10代の読者が心から楽しめる、オリジナリティ溢れるフレッシュなエンターテインメント作品
文字数・枚数:40字×34行で80~150枚
URL:https://mfbunkoj.jp/rookie/award/

応募者全員に評価シートを送付。三次通過者以上は編集部へ招待
こちらは「第二期」となり、年末の12月31日〆切の「第三期」もあるので、9月に出しそびれても12月に出せます。
選考委員はさがら総氏、志瑞祐氏、鈴木大輔氏、MF文庫J編集部。


■9月30日(金)〆切 :第6回 青い鳥文庫小説賞

ジャンル:小・中学生を読者対象としたエンターテインメント作品
文字数・枚数:40字×28行で20~80枚以内、U-15部門は80枚以内なら何ページでもOK
URL: http://aoitori.kodansha.co.jp/series/literature_award6/

一般部門とU-15部門の二部門。年齢およびプロ、アマチュア不問。すでに商業出版を経験されている方も応募できます
ジュニアノベルに挑戦したかった人はチャレンジしてみてください。

ライターの飯田一史さんの連載「ジュニア文庫を書こう」も参考にしてみてください。


■10月2日(日)〆切 :双葉社女性向けマンガ原作賞

ジャンル:【大人女性向けコミック原作部門】【少女向けコミック原作部門】
文字数・枚数:80,000~150,000文字程度(話が盛り上がる部分まで進行していれば、未完結も可)。
URL: https://estar.jp/official_contests/159677

『liar』や『Perfect Crime』など、エブリスタ原作から数々の人気コミカライズを送り出している双葉社とのコラボコンテストを開催。双葉社のデジタルレーベル『KoiYui』にてコミカライズ可能な原作を募集。女性をターゲットにしている作品であれば、ジャンルは不問。
【大人女性向けコミック原作部門】【少女向けコミック原作部門】の二部門。
受賞作は双葉社Koi-Yuiからのコミカライズ検討。受賞作1作品につき10万円。優秀作品にはエブリスタ編集部からの選評メールを送付。

漫画原作に関する記事も参考にしてみてください。


■10月15日(土)〆切 :第66回 群像新人文学賞

ジャンル:純文学
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で70~250枚
URL: http://gunzo.kodansha.co.jp/awards

中編から長編まで幅広く募集している純文学の新人賞です
村上龍さんや村上春樹さんといった大御所をはじめ、近年では島本理生さんや村田沙耶香さんを輩出。
選考委員は島田雅彦氏、柴崎友香氏、古川日出男氏、町田康氏、松浦理英子氏の五名。

純文学とWeb投稿/公募新人賞の関係の記事と、選考委員の町田康さんと古川日出男さんの記事も読んでみてください。


■10月19日(水)〆切 :集英社文庫 ナツイチ小説大賞

ジャンル:「ナツイチ小説大賞部門」と「恋愛短編部門」の二部門
文字数・枚数:「ナツイチ小説大賞部門」は100,000~150,000字以内の完結した作品、「恋愛短編部門」は8,000~30,000字以内の完結した作品
URL: https://estar.jp/official_contests/159682

「ナツイチ小説大賞部門」は恋愛小説、青春小説もしくはミステリー小説、「恋愛短編部門」は恋愛小説、どちらも現代日本が舞台の作品を募集しています。大賞受賞作は集英社文庫から書籍化検討、さらに夏の文庫フェア「ナツイチ」にラインナップされるチャンスがあります。

2019年の「ナツイチ小説大賞」開催時の編集者のお二人にお話を伺ったインタビューも応募前に読んでみてください。小説を書くヒントもたくさんあります。

第一回を『宅飲み探偵のかごんま交友録』で受賞しデビューされた冨森駿さんのインタビューも参考にしてみてください。


■10月31日(月)〆切 :第30回 松本清張賞

ジャンル:広義のエンタテインメント作品
文字数・枚数:40字×30行で80~130枚
URL: https://www.bunshun.co.jp/shinkoukai/award/matsumoto/info.html

大賞賞金は500万円。受賞作は文藝春秋から単行本として刊行されます。横山秀夫・山本兼一・葉室麟・青山文平・阿部智里・額賀澪・川越宗一・坂上泉らを輩出。
選考委員は阿部智里氏、辻村深月氏、森絵都氏、森見登美彦氏、米澤穂信氏の五名。

松本清張賞でデビューした、阿部智里さん、川越宗一さんのインタビューもご覧ください。


■10月31日(月)〆切 :ジャンプ小説新人賞2022

ジャンル:テーマ【恋愛】【ひとりご飯】の二種
文字数・枚数:40字×32行で10~30枚
URL: https://j-books.shueisha.co.jp/prize/award22/index.html

金賞は「50万円+楯+賞状」の賞金及び副賞。プロ・アマ問わず募集
「少年ジャンプ」に関する「monokaki」記事も応募する前に読んでもらえると「ジャンプ」ブランドが求めているものがわかるかもしれません。


■11月30日(水)〆切:第15回GA文庫大賞〔後期〕

ジャンル:ファンタジー、学園、ラブコメなど、広義のエンターテインメント小説作品
文字数・枚数: 42字×34行で80~130枚
URL: https://ga.sbcr.jp/novel/taisyo/guide.html

大賞300万円、金賞100万円、銀賞20万円、ガンガンGA特別賞10万円と四つの賞があります。大賞と金賞とガンガンGA特別賞は「ガンガンGA」でのコミカライズが確約。
またすべての受賞作には担当編集がついて、デビューに向けてサポートしてくれます。また、希望者全員に評価シートを送付。


■12月31日(土)〆切:第10回 オーバーラップ文庫大賞

ジャンル:10代後半~20代の男性読者としたエンターテインメント作品、ジャンル不問
文字数・枚数:70,000~150,000文字程度
URL: https://over-lap.co.jp/bunko/award/award02.aspx

全応募作品に評価シートを用意。選考スケジュールが分かれており、今回は第2ターン。第2ターン終了後通期で佳作に選出された作品の中から「大賞」「金賞」「銀賞」を選出。大賞賞金は300万円です。


■12月31日(土)〆切:第60回「文藝賞」短篇部門

ジャンル:ジャンル不問
文字数・枚数:400字詰原稿用紙換算20~50枚以内
URL: https://www.kawade.co.jp/np/bungei.html#script

「文藝」創刊90周年記念企画として短篇部門が一年限定で復活。受付はひとり3作まで応募が可能。
選考委員は柴崎友香氏、松田青子氏。

「文藝」編集部にインタビューした記事を読んでから応募してみませんか? 執筆する際のヒントがたくさんあります。


■おわりに:エブリスタコンテスト情報

創作活動の道標に、腕を磨く手段に、Webから応募できる小説新人賞を活用してみてください。
また、小説投稿サイト・エブリスタでは、この他にも選評が貰える投稿イベントや、書籍化が狙えるコンテストを常時開催しております。こちらもぜひご活用いただければと思います。

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