monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。
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あなただけの恋愛+αの新しい組み合わせを見せてほしい|「2022年集英社3レーベル合同コンテスト」池田真理子&塩崎加奈子&齋藤孝太
2021年に開催された「集英社3レーベル合同コンテスト」が今年も開催されることになりました。募集告知の公開に合わせて、3レーベルの編集者の方々にマンガ原作としてどんな小説を求めているのか、そして女性向けマンガの現状について聞きました。 マンガ好きな人にとっては自分の物語がマンガになるチャンスです。応募開始は12月22日から、〆切は2023年4月2日です。 インタビューを読み、自分の書きたいものがどのレーベルに向いているのかを知ってから書きはじめてもまだ間に合います。
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記事をすべて見る すべて見る2019-2022年のウェブ小説書籍化② 日本のウェブ小説における有料販売の歴史、中国・韓国式有料課金モデル導入の夢|飯田一史
日本のウェブ小説サービスにおける有料販売の歴史 2010年代後半に日本にやってきた「北米型チャット小説」は、書籍化も有料サービス(新しいビジネスモデル)も軌道に乗らなかった。 では「中国・韓国型有料ウェブ小説」はどうだったか。その話に入る前に、ふたつの流れを確認しておく必要がある。 ひとつは日本のウェブ小説サービスにおける有料販売の歴史と作家への利益還元の潮流。 もうひとつは中国と韓国におけるウェブ小説市場の隆盛だ。このふたつの流れが合流したところで、日本における「中国
2019-2022年のウェブ小説書籍化① 第二次ボカロ小説ブーム、ウェブ小説書籍化の歴史において一貫して重要なプレイヤーであり続けてきたスターツ出版の姿勢|飯田一史
2019年から2022年までの時期の流れをひとことで言えば、有料販売に力を入れた広義のウェブ小説投稿サービスの登場が相次いだが、いまだ成功した事例は登場していない、ということになる。 とはいえ、この間の動きは、ひとことに集約できないほど多様なものだ。それらを紹介しながら、なぜ日本では有料ウェブ小説がなかなか根付かないのか、一般文芸系ウェブ小説が成功する見込みはあるのか、といったことも考えていこう。 なろう系ラノベの動き、「やる夫スレ」の書籍化 2016年には出版社主催の
2016-2018年のウェブ小説書籍化④ 軌道に乗ったカクヨムと他出版社系投稿サイトとの違い、ウェブ小説に対する「語り」の変化|飯田一史
カクヨムと明暗を分けたピクシブ文芸、NOVEL DAYS、セルバンテス カクヨム以外にも2016年から2018年の間に出版社が投稿サイト運営に乗り出した例はあった。 たとえば幻冬舎とpixivが組んだ文芸小説投稿サイト「ピクシブ文芸」だ。これは2016年10月にスタートし、小説誌「小説幻冬」とのコラボレーションを行い、山形市で三浦しをんらを講師に小説講座を実施した。また、両社にテレビ朝日を加えて「ピクシブ文芸大賞」(2016年10月~2017年3月募集)を開催。pixivで