monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。

エブリスタが運営する物書きのためのメディア「monokaki」です。 小説の書き方、おもしろい小説を書くコツなど、頭の中でくしゃくしゃになった原稿用紙をふたたび開き、物語の「つづき」に取り組みたくなる記事を提供。 毎週火曜・木曜更新。 https://estar.jp/

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最近の記事

2024年のエブリスタの歩みまとめ|エブリスタ便り 12月号

「エブリスタ便り」は、小説創作プラットフォーム・エブリスタのスタッフが交代でお届けするコラムです。 エブリスタのスタッフならではの知識や見解を使って、皆さんの執筆に役立ちそうなあれこれをお伝えしていきます。 今回のテーマは「2024年のエブリスタの歩みまとめ」です。 今年、エブリスタでは長年準備をしていた創作支援プログラム「スターギフト」が7月から始まりました。その新機能の実装や改善点などもお伝えできればと思います。 また、この一年でどんなコンテストがあったのか、コミカラ

    • 「語彙力」を高める最高の勉強法はジャンルを超えた読書|秀島迅 インタビュー

       12月20日に日本文芸社から『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 上級編』が刊行された。これまでにも「monokaki」では「クリエイターのための語彙力図鑑」シリーズなどを特別に許可を得て掲載してきた。  今まで同様に『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 上級編』も刊行日よりも前に一部を掲載している。  毎回掲載すると大きな反響があるこの「クリエイターのための図鑑」シリーズを手掛けてきた小説家の秀島迅氏に小説を書こうと思ったきっかけや、一

      • プロの作家を目指すための「語彙力図鑑」上級編|monokaki編集部

         こんな文章から始まる書籍が、12月20日に日本文芸社から発売される。以前にも現役の小説家である秀島迅氏の著作『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑』をmonokakiでも紹介したが、今回は書き続けている人に向けた『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 上級編』。  冒頭にはプロローグとして「PROLOGUE 1 語彙をとことん突き詰めて最適な表現を模索・厳選する」「PROLOGUE 2 生きた表現ができるように語彙のツボを押さえる」「PROL

        • Webから応募できる小説新人賞まとめ|2025年上半期|monokaki編集部

          今年も残すところあと一カ月ほどになりました。2024年は、皆さんにとってどんな年だったでしょうか? 世界に目を向けると、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ侵攻、アメリカの大統領選ではトランプ氏が返り咲き、歴史の大きな転換期にいるような出来事が立て続けに起きています。 日本では、年始(2024年)の1月1日には能登半島をはじめとする大地震が起きて、一年が経とうというのにまだ復興のめどは立っていません。被害にあった方々に安心できる日や地震前の生活水準に戻れる日が早くくる

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        記事

          読み続けていたら書きたいという気持ちが溢れてきた|赤坂優月 インタビュー

           10月4日から放送が開始されたアニメ『魔法使いになれなかった女の子の話』(以下、「まほなれ」)。原案となった作品は2018年からエブリスタで連載され、Project ANIMA第二弾「異世界・ファンタジー部門」での大賞受賞を経てアニメ化が決定した。完成したアニメ脚本をもとに、受賞者の赤坂優月氏が全編をリライトしたノベライズ版も刊行された。  ノベライズ『魔法使いになれなかった女の子の話』がデビュー作となる赤坂氏に、Web小説を書き始めた理由から、「Project ANIMA

          読み続けていたら書きたいという気持ちが溢れてきた|赤坂優月 インタビュー

          小説を書きながら収益を得られる新機能「スターギフト」とは?|エブリスタ便り 10月号

          「エブリスタ便り」は、小説創作プラットフォーム・エブリスタのスタッフが交代でお届けするコラムです。 エブリスタのスタッフならではの知識や見解を使って、皆さんの執筆に役立ちそうなあれこれをお伝えしていきます。 今回のテーマは「小説投稿サイトの収益化機能」です。そして、2024年7月から新しく始まったエブリスタの創作支援プログラム「スターギフト」についても深堀りしていきます。 エブリスタが始めた「スターギフト」は、いわゆる「投げ銭型」の収益化機能です。お気に入りの作品に「ス

          小説を書きながら収益を得られる新機能「スターギフト」とは?|エブリスタ便り 10月号

          神話の時代から(この数十年で誕生したものも)語り続けられる「怪異」図鑑|monokaki編集部

           こんな文章から始まる書籍が、9月20日に日本文芸社から発売される。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑 場面設定編』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教える クリエイターのための怪異図鑑』。  冒頭にはプロローグとして「PROLOGUE 1 怪異の知見を深めてあらゆる創作の血肉に」「PROLOGUE 2 怪異とは秀逸なキャラ立ち軍団」「PROLOGUE 3 計71種もの多彩なキャラクターを」という

          神話の時代から(この数十年で誕生したものも)語り続けられる「怪異」図鑑|monokaki編集部

          物語の屋台骨を支える語彙力「場面設定編」|monokaki編集部

           こんな文章から始まる書籍が、8月13日に日本文芸社から発売される。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための能力図鑑』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑 場面設定編』。  冒頭にはプロローグとして「PROLOGUE 1 登場人物が「どこにいるか」で物語の印象は大きく変わる」「PROLOGUE 2 場面設定は立地・季節・時間帯が超重要」「PROLOGUE 3 見せ場をつくるには

          物語の屋台骨を支える語彙力「場面設定編」|monokaki編集部

          第五回氷室冴子青春文学賞スピーチ|monokaki編集部

           設立されてから毎回多くの作品が応募され、魅力的な受賞作を輩出してきた「氷室冴子青春文学賞」。  今年も開催は決定していますが、今回から応募開始の時期が変更となります。第六回の応募開始は2024年秋ごろです。応募を考えている方は、続報を楽しみにお待ちください。  最後に開催時期の変更について選考委員である久美沙織さんからのコメントがありますので、そちらも読んでいただければと思います。  応募開始は少し先になりますが、次回の第六回の応募を考えている人、氷室冴子青春文学賞に興味

          第五回氷室冴子青春文学賞スピーチ|monokaki編集部

          あなたの作家としての「語り(ナラティヴ)」を鍛えてくれる本|アーシュラ・K・ル=グウィン著『文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室』|monokaki編集部

          こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 「小説の書き方本を読む」の第十一回目です。 前回のパトリシア・ハイスミス著『サスペンス小説の書き方 パトリシア・ハイスミスの創作講座』では小説を書く際のアイデアについて、さらにそこからどう発展させて執筆するのかに悩んでいる人には参考になったのではないでしょうか。 この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかかる部分や、自分に響いたという箇所があれば、ぜひ記事を読むだけではなく、書籍を手に取

          あなたの作家としての「語り(ナラティヴ)」を鍛えてくれる本|アーシュラ・K・ル=グウィン著『文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室』|monokaki編集部

          Webから応募できる小説新人賞まとめ|2024年下半期|monokaki編集部

          月日の経過が年々早く感じられるようになり、一年があっという間にすぎていきます。新年を迎えたと思ったら桜が咲いて散っていき、気温が高くなったり下がったりしていると思ったらすぐに梅雨がやってきて、暴力的な暑さの夏がやってきます。 世界で起きている様々なことや自分の生活。あまりにも目まぐるしい日々の中で、皆さんはホッとできる時間を作れているでしょうか? 気がつけば今年も5月となり、上半期も残すところ一カ月です。 上半期は小説が思うように書けなかった(読めなかった)という人もたくさ

          Webから応募できる小説新人賞まとめ|2024年下半期|monokaki編集部

          物語の起承転結の流れを担うキャラクターの「能力」図鑑|monokaki編集部

           こんな文章から始まる書籍が、4月23日に日本文芸社から発売される。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 性格・人物編』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教える クリエイターのための能力図鑑』。  冒頭にはプロローグとして「物語における【能力】の役割とは」「印象に残るキャラクターのつくり方」「プロが秘密にしたがる 能力作品の執筆ノウハウ」というページがある。ここでは本書の構成内容と活用について説明

          物語の起承転結の流れを担うキャラクターの「能力」図鑑|monokaki編集部

          キャラクターにより深みを与える語彙力|monokaki編集部

           こんな文章から始まる書籍が、1月19日に日本文芸社から発売される。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための名付けの技法書』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 性格・人物編』。  冒頭にはプロローグとして「自分が創作したキャラクターに語彙力で〝性格〟を与える」「『行動・心理・言葉』でキャラクターを〝生きる存在〟として描く 」「さまざまな性格と人物表現で唯一無二のオリジナリテ

          キャラクターにより深みを与える語彙力|monokaki編集部

          Webから応募できる小説新人賞まとめ|2024年上半期|monokaki編集部

          どんな時代も当事者からすれば激動の時代だ、という当たり前のことをこの数年で強く感じるようになりました。世界的なコロナパンデミック(感染爆発)がおさまったかと思いきや、ロシアのウクライナ侵攻が起きて長期化しています。また、イスラエル軍によるパレスチナのガザ地区侵攻が起きており、世界情勢はかなり不安定です。そんな時に自分は何ができるのか、どう生きていくのか、世界はどうなっていくのか、と考えることが多くなってきました。 皆さんお元気でしょうか? 気がつけば今年も11月の後半となり

          Webから応募できる小説新人賞まとめ|2024年上半期|monokaki編集部

          空想世界で息づく者たちに名前という生命を吹き込む「名付けの技法書」|monokaki編集部

           こんな文章から始まる書籍が、11月1日に日本文芸社から発売された。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教える クリエイターのための名付けの技法書』。先月発売された『中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典』と一緒に読んでみてほしい一冊となっている。  冒頭にはプロローグとして「空想世界で息づく者たちに名前という生命を吹き込む」「

          空想世界で息づく者たちに名前という生命を吹き込む「名付けの技法書」|monokaki編集部

          ファンタジー好きなら知っておきたい中世ヨーロッパの「階級と暮らし」事典|monokaki編集部

           こんな文章から始まる書籍が、23日に日本文芸社から発売された。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏と、先ほど紹介した「はじめに」の文章を書いた世界史研究者であり、世界史にまつわる書籍を執筆している祝田秀全氏が監修した『中世ヨーロッパの世界観がよくわかる クリエイターのための階級と暮らし事典』。  冒頭に「物語創作で役立つ「中世ヨーロッパ」の基礎知識」「中世の世界観をつくるなら押さえ

          ファンタジー好きなら知っておきたい中世ヨーロッパの「階級と暮らし」事典|monokaki編集部