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コンテストに応募してみたい! ~新卒しおちゃん、コンテスト挑戦への道~ |エブリスタ便り 9月号|monokaki編集部

こんにちは!
エブリスタスタッフのしおちゃんです。

仕事の合間にちまちまと小説を書き続けてきた私ですが、
創作仲間の皆さんの応援に支えられ、先日ついに完結!!
達成感と「完結おめでとうございます!」のペコメとで、もう感無量です。

自分の作品を眺めながらご満悦の私。
そのとき、ふと「コンテスト」の文字に目が止まります。

今までは、小説はおろか作文も苦手だったド素人の私がコンテストなんて…と見むきもしていませんでしたが、小説を一本完結させた今の私は違う。
根拠なき謎の自信に溢れています。

この作品出したらもしかして入選しちゃったりしないかな???
よーし! いっちょコンテスト出して書籍化目指すか!!!

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……ん?
なんかいろんなコンテストがあるけど、どれが狙い目なんだろう?
それに調べてみるとコンテストってエブリスタ外にもたくさんあるみたいだ……
せっかく応募するなら、お得なコンテストに出したいな……。

こういうときこそ、「運営の特権」を発動!
コンテスト担当者に聞きに行こう!!

意気揚々と自分のデスクを飛び出そうとしたそのとき、オフィスに湧き出る泉から光が……!

光に包まれながら現れたのは、「コンテストの女神様」でした。


女神様:あなたが落としたのは、このエブリスタ小説大賞受賞作品?
それともこっちの、特に応募もしていないとっても荒削りだけど根気よく磨けばもしかしたら光るかもしれない勢い先行型の小説?

しおちゃん:え、小説大賞受賞!? てか私の小説をすっごい遠回しにディスられてない?
……しょ、小説大賞受賞作は魅力的だけど…
いや、たとえなんと言われようと大切なのは私が書いた小説! 応募していない方です!

女神様:あなたは正直者ですね…よろしい。
どうやらあなたはコンテストに興味があるようですね。
私が色々と教えてあげましょう。

よくわからない展開ですが、女神様がコンテストについて教えてくれるみたいです。
今回はエブリスタのコンテストの特徴、そして応募するコンテストの選び方、コンテスト活用方法について一緒に教えてもらいましょう!

教えて女神様①コンテスト応募時に心がけること

しおちゃん:女神様~、ズバリ、コンテストに受賞するにはどうしたらいいんですか?

女神様:いきなりすぎるわよ!
とりあえず、最低限クリアすべきことがあるわ。応募要項を満たすことよ。

しおちゃん:えーっ、そんなのコツでも何でもないと思いますけど……。

女神様:そんなことないわ。毎回、とっても良い作品なのに応募要項を満たしていなくて落選させざるをえない作品が10~20%もあるのよ……。

・文字数の過不足
・内容がコンテストの趣旨と合っていない
・作品が非公開の状態になっている

この3つは本当にもったいないので是非気をつけていただきたいわ。

しおちゃん:10~20% !? じゃあ、ちゃんと応募要項を守るだけで上位80%には入れるってことですね。応募要項、よく読んでなかったけど、熟読します!

女神様:やっぱりよく読んでないじゃないの。


教えて女神様②どのコンテストに応募したらいいの?

しおちゃん:女神様~、要項を守る……つまり、私の作品に合ったコンテストに応募しないといけないですよね。エブリスタのコンテストって色々ありすぎてよくわからないです。

女神様:そうね、だってエブリスタでは年間56回(2019年度実績ものコンテストが開催されていますから。

しおちゃん:56回も!? すごい!

女神様:しかも、長編、短編、未完結でもOK、ジャンル指定など幅広いラインナップだから、あなたにぴったりのコンテストがあるはずよ。

しおちゃん:そうなんですね!
でも調べたら他のサイトでもコンテストは開催されていますよね。

女神様:エブリスタのコンテストの特徴は、選評がもらえる作品の多さかしら。
一般的なコンテストは最終選考通過作品ぐらいしかもらえないものが多いけれど、エブリスタのコンテストは年間合計1542件(2019年度実績も選評を送っているわ。だから、しおちゃんのように「お得なコンテスト」を探している人にはぴったりね。

しおちゃん:えー! そうなんですね! 今後の作品の参考にもなるし選評ほしいなあ。

女神様:特別にどのような選評を送っているか例を見せてあげる。

<選評の例>
(総評)
 突然町内に謎の生物が現れ、主人公と転校生のセリーヌが巻き込まれていきます。冒頭の事件のインパクトで一気に読者を惹き込むことに成功しています。ドタバタ劇をベースにしながら主人公とセリーヌの恋の模様あり、ドキッとするようなものものしい敵がいたりと飽きずに読み進められます。また、登場しないにもかかわらず存在感を示し続ける主人公の母親がいい味を出していました。
作者が非常に楽しんで書いていることが伝わり、読んでいる方も笑顔になります。
(ストーリー)
町内に現れた謎の生物。何か秘密を知っているらしいヒロイン。一方で、闇の組織がその生物を狙っており……。複雑な設定にもかかわらず、主人公とヒロインの甘酸っぱい恋模様を主軸としているため、メインストーリーとサブストーリーがわかりやすいです。
しかしながら作者が書きたいものを詰め込んだためか、しばしば脱線が見受けられます。その脱線自体が面白く感じられるような工夫は必要かもしれません。
(演出)
すべての登場人物において、登場シーンが非常に鮮やかで、読者に強い印象を持たせる工夫がされています。これが物語への没入をさらに加速してくれる仕掛けとなっているので、ぜひこれからもこのような書き方を心がけていただければと思います。一方で、派手に登場したにもかかわらずその後特に何も活躍しない登場人物も存在するので、メリハリをつけると良いかもしれません。

※こちらは執筆応援キャンペーンの選評例です。コンテストによってお送りする内容や文章量は異なります。

しおちゃん:うわー、とっても詳細に書いてもらえるんですね!これは嬉しい!
俄然やる気が出てきたのではやくコンテストの内容について教えて下さい!

女神様:そんな急かさないで、泉に沈めるわよ?
ざっと紹介していくわね。


エブリスタ小説大賞
様々な出版社とコラボレーションしたコンテスト。募集ジャンルはホラー、恋愛、青春などさまざま。

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集英社文庫ナツイチ小説大賞

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10万~15万文字の長編作品が対象。
集英社文庫が開催する書店フェア「ナツイチ」にあなたの作品がラインナップされるかも…!?
受賞作品は書籍化が検討される他、優秀作品にも選評が送られます。
※ナツイチ小説大賞についての記事はコチラ


「あなたの小説が5P分マンガになる!ファンタジーコンテスト」 

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5,000文字以上の作品が対象。
未完結でもOK!
大賞作品はカラー表紙と作品を5P分漫画化する特典が!
佳作数作品にまで選評を送ります。

※第一回の5Pマンガが完成しました!気になる方はコチラ


「未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン」

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20,000文字以上の作品が対象。
未完結でもOK!
毎回豪華賞品をご用意。
今回の賞品はpomera。過去にはラジオで有名声優さんに朗読してもらえるなどの賞品もありました!
佳作までの全20作品に、こうしたらもっと良くなる!というアドバイスを贈ります。


しおちゃん:なるほど。対象ジャンルが幅広いだけでなく、特典もいろいろありますね。

女神様:そして忘れちゃいけないのが「三行から参加できる 超・妄想コンテスト

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100文字から応募できる短編用のコンテストで、月2回発表されるお題に沿った作品が集まるわ。
こちらは佳作以上の作品にサイト上で選評が掲載されるのよ。
また、短編集「5分シリーズ」に掲載されるチャンスもあるの。

しおちゃん:妄コンの結果発表のときはTwitterで喜びの報告をよく見ます!

女神様:妄コンをきっかけに創作仲間を見つけるユーザーさんも多いみたいね。


教えて女神様③書籍化できるって本当?

しおちゃん:コンテスト受賞の特典で「書籍化の検討」ってありますけど、本当に書籍化しているんですか?

女神様:もちろん。今まで何作品も書籍化しているわ。たとえば、こんな作品ね。

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しおちゃん:こんなに実績があるんですね!

女神様:さらに、「書籍化の検討」がないコンテストからも、書籍化の実績があるわ。受賞をきっかけに、出版社の目に留まったりする例もあるの。

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しおちゃん:そうか、書籍化をうたっているかどうかにかかわらず、合ったコンテストに出していたら結果的に書籍化の夢に近づくかもしれないんですね!


教えて女神様④PV数やスター・本棚数は関係あるの?

しおちゃん:やっぱり、PV数やスター・本棚数って選考に関係ありますよね?
応募作品すべて読んでいたら時間がかかるし、ある程度足切りがあるんじゃないですか?

女神様:結論から言って、全く関係ないわ。もちろん足切りもせず、規定を満たしている作品にはすべて目を通しています。

しおちゃん:え!? そうなんですか!?

女神様:ほら、受賞作品を見てみて。
スター数が2桁はおろか1桁の作品だって受賞しているでしょ?
まだ他の人に見つかっていないキラリと光る作品を見つけ出すことができるのもコンテストの醍醐味ね。


教えて女神様⑤修正はいつまで大丈夫?

しおちゃん:とりあえず今回完結させた小説を応募しようと思っているんですが、もう応募ボタンを押した時点で修正はできないんですか?

女神様:コンテストの締切までは何度でも修正OKよ!
ただ、修正したせいで文字数が足らなくなってしまうなんてことにならないように気をつけてね。

しおちゃん:わかりました!
女神様、本当に色々教えてくださってありがとうございます。

女神様:やる気だけはあるようだから、あなたの作品が受賞する日を楽しみにしているわ。ふふふ。

ふと、そこへ通りかかったのはエブリスタ代表取締役、坂井さん。

坂井さん:あれ、しおちゃんなにしてるの?

しおちゃん:コンテストに応募しようと思って女神様に相談していました!

・応募要項を守る
・自分の作品に合ったコンテストを見つける
・PVやスター数は気にせずに応募する

これらを守れば、私の作品が書籍化する日も遠くはないはずです!

坂井さん:コンテスト?
しおちゃん、さすがに運営スタッフは応募しても受賞はできないよ。

しおちゃん:エッ……(絶句)
あれ、、、もしかして、女神様もそれを知っていたうえで私をおだてていた!?

怒りに震えながらバッと泉の方を振り返ると、そこにはもう女神様の姿おろか、泉さえもあとかたもなく消え去っていたのでした。

おしまい♪


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