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新人賞の懐

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キャラクターと話のキャッチーさがタイトルに表れる|「講談社女性コミック9誌合同マンガ原作賞」白土美帆子&川崎萌美&間陽

キャラクターと話のキャッチーさがタイトルに表れる|「講談社女性コミック9誌合同マンガ原作賞」白土美帆子&川崎萌美&間陽

 講談社の女性向けコミックレーベル9誌が合同開催! 主に女性読者が楽しめるマンガ原作を幅広く募集します。
 今回の募集の告知に合わせて、メインで作品を募集している3レーベルの編集者さんに、各レーベル毎の特徴やターゲット層だけでなく、コンテストでどんな作品を求めているのか聞きました。このインタビューを読むとどんな作品が求められているのかわかるはずです。興味が湧いたら書いて応募してみませんか? 応募開

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子どもが本と仲良くなる最初の一冊を書いてみませんか?|「ポプラキミノベル小説大賞」 門田奈穂子&斉藤尚美&松田拓也

子どもが本と仲良くなる最初の一冊を書いてみませんか?|「ポプラキミノベル小説大賞」 門田奈穂子&斉藤尚美&松田拓也

 2021年3月に創刊し今年で3年目に突入したジュニア文庫レーベル「キミノベル」。去年に引き続き今年も「ポプラキミノベル小説大賞」が開催されることになりました。
 募集の告知に合わせて、どんな作品を求めているのか、現在のジュニア文庫の現状について聞きました。
 小学4~6年生までがメインターゲットのジュニア文庫。謎解き、バトル、恋愛、ホラーなど広範囲のジャンルのエンタメ作品が刊行され、これをきっか

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あなただけの恋愛+αの新しい組み合わせを見せてほしい|「2022年集英社3レーベル合同コンテスト」池田真理子&塩崎加奈子&齋藤孝太

あなただけの恋愛+αの新しい組み合わせを見せてほしい|「2022年集英社3レーベル合同コンテスト」池田真理子&塩崎加奈子&齋藤孝太

 2021年に開催された「集英社3レーベル合同コンテスト」が今年も開催されることになりました。募集告知の公開に合わせて、3レーベルの編集者の方々にマンガ原作としてどんな小説を求めているのか、そして女性向けマンガの現状について聞きました。
 マンガ好きな人にとっては自分の物語がマンガになるチャンスです。応募開始は12月22日から、〆切は2023年4月2日です。
 インタビューを読み、自分の書きたいも

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この新レーベルの方向性や可能性を決めるのはあなた|「コミックアラカルト 女性向けマンガ原作大賞」 SANKYO&デジタルアトラクション

この新レーベルの方向性や可能性を決めるのはあなた|「コミックアラカルト 女性向けマンガ原作大賞」 SANKYO&デジタルアトラクション

2021年2月から募集が開始された「コミックアラカルト 女性向けマンガ原作大賞」。「コミックアラカルト」は2021年創設予定のコミックレーベルだという。募集要項には「海外でも配信予定」とあるのが特徴的だ。どんなコンテストなのか、担当者にインタビューを行った。

ジャンルに特化しない新レーベル――「コミックアラカルト」を立ち上げたきっかけを教えてください

デジタルアトラクション:女性向けコンテンツ

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読者をしっかりイメージした作品はおもしろい|「めちゃコミックオリジナル×エブリスタ コミカライズ原作賞」平田佳

読者をしっかりイメージした作品はおもしろい|「めちゃコミックオリジナル×エブリスタ コミカライズ原作賞」平田佳

20代~40代の女性を主な読者対象とした、「めちゃコミック」のオリジナルレーベル「めちゃコミックオリジナル」。女性が「つい読みたくなる」様々なテイストの漫画を制作しています。その「めちゃコミックオリジナル」とエブリスタの共同コンテスト「めちゃコミックオリジナル×エブリスタ コミカライズ原作賞」が開催されることになりました。
今回は「めちゃコミックオリジナル」の編集者の平田佳氏に漫画原作としてどんな

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キャラクターの魅力を磨くためには、人に興味を持つこと|「ジャンプ小説新人賞2020」千葉佳余&福嶋唯大

キャラクターの魅力を磨くためには、人に興味を持つこと|「ジャンプ小説新人賞2020」千葉佳余&福嶋唯大

2020年7月20日に8年半の連載にピリオドを打った『ハイキュー!!』。そのノベライズ、『ハイキュー!! ショーセツバン !!』も最新Ⅻ巻が発売された。ジャンプコミックスのノベライズの多くは「JUMP j BOOKS」から刊行されている。そのJUMP j BOOKS編集部が主催する「ジャンプ小説新人賞2020」が応募受付中だ。千葉佳余編集長と編集者の福嶋唯大氏にお話を伺った。

レーベルがないから

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自分だけの文体を見つける方法|「文藝賞」坂上陽子&矢島緑

自分だけの文体を見つける方法|「文藝賞」坂上陽子&矢島緑

「創刊号以来、86年ぶりの3刷」「大増補の上、単行本化決定」――昨年、こんなニュースをネットで目にした読者も多いはずだ。河出書房新社が年4回刊行する「文藝」。1933年創刊の老舗文芸誌が、2019年4月のリニューアルを期に、稀に見る快進撃を続けている。

同誌が主催する新人賞「文藝賞」は、山田詠美『ベッドタイムアイズ』から長野まゆみ『少年アリス』まで、綿矢りさ『インストール』から若竹千佐子『おらお

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冒頭の推敲にこだわらず、まずは最後まで書ききる|「ナツイチ小説大賞」海藏寺美香&信田奈津

冒頭の推敲にこだわらず、まずは最後まで書ききる|「ナツイチ小説大賞」海藏寺美香&信田奈津

 書店の店頭が華やかになる季節がやってきた。「発見!角川文庫 カドフェス」、「新潮文庫の100冊」そして「集英社文庫 ナツイチ」。限定描き下ろしカバー、人気映画とのタイアップ、オリジナルグッズのプレゼントなどを通して、各社が夏休みの読書にぴったりなタイトルを推薦するフェアコーナーは、見ているだけでも楽しくなる。

 その中に、あなたのデビュー作も並ぶとしたらどうだろう?
 池井戸潤さんや東野圭吾さ

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創作の楽しさを今一度思い出そう|「Project ANIMA」 上町裕介

創作の楽しさを今一度思い出そう|「Project ANIMA」 上町裕介

 応募者目線では極端な「狭き門」にうつる公募新人賞の裏側で、新人を待ち望む編集部側はいったい何を考え、どのような心持ちでいるのか? 本連載では、その懐とも言うべき内側に入り、応募者の「よくある疑問」を直接尋ね、選考側の真意を聞いていく。

 第二回に登場するのは、「選ばれたらアニメ化決定!」の惹句じゃっくでプロ・アマ、個人・法人問わず幅広くアニメ原作を募集する新人賞「Project ANIMA(プ

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