新人賞の懐

8

自分だけの文体を見つける方法|「文藝賞」坂上陽子&矢島緑

「創刊号以来、86年ぶりの3刷」「大増補の上、単行本化決定」――昨年、こんなニュースをネットで目にした読者も多いはずだ。河出書房新社が年4回刊行する「文藝」。1933年創刊の老舗文芸誌が、2019年4月のリニューアルを期に、稀に見る快進撃を続けている。

同誌が主催する新人賞「文藝賞」は、山田詠美『ベッドタイムアイズ』から長野まゆみ『少年アリス』まで、綿矢りさ『インストール』から若竹千佐子『おらお

もっとみる
ありがとうございます!創作上の悩みが解消されたらうれしいです!
33

冒頭の推敲にこだわらず、まずは最後まで書ききる|「ナツイチ小説大賞」海藏寺美香&信田奈津

書店の店頭が華やかになる季節がやってきた。「発見!角川文庫 カドフェス」、「新潮文庫の100冊」そして「集英社文庫 ナツイチ」。限定描き下ろしカバー、人気映画とのタイアップ、オリジナルグッズのプレゼントなどを通して、各社が夏休みの読書にぴったりなタイトルを推薦するフェアコーナーは、見ているだけでも楽しくなる。

 その中に、あなたのデビュー作も並ぶとしたらどうだろう?
 池井戸潤さんや東野圭吾さん

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは「Web時代の作家たち」です。
25

創作の楽しさを今一度思い出そう|「Project ANIMA」 上町裕介

応募者目線では極端な「狭き門」にうつる公募新人賞の裏側で、新人を待ち望む編集部側はいったい何を考え、どのような心持ちでいるのか? 本連載では、その懐とも言うべき内側に入り、応募者の「よくある疑問」を直接尋ね、選考側の真意を聞いていく。

 第二回に登場するのは、「選ばれたらアニメ化決定!」の惹句じゃっくでプロ・アマ、個人・法人問わず幅広くアニメ原作を募集する新人賞「Project ANIMA(プロ

もっとみる
ありがとうございます!今日のおすすめは「Web時代の作家たち」です。
7