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Webから応募できる小説新人賞まとめ|2025年上半期|monokaki編集部

今年も残すところあと一カ月ほどになりました。2024年は、皆さんにとってどんな年だったでしょうか?
世界に目を向けると、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ侵攻、アメリカの大統領選ではトランプ氏が返り咲き、歴史の大きな転換期にいるような出来事が立て続けに起きています。
日本では、年始(2024年)の1月1日には能登半島をはじめとする大地震が起きて、一年が経とうというのにまだ復興のめどは立っていません。被害にあった方々に安心できる日や地震前の生活水準に戻れる日が早くくることを願っています。
もちろん、上記のような大きな出来事以外にも皆さんそれぞれにいろんなことがあった一年間だったと思います。あっという間に日々は過ぎ去っていきます。

新年を迎えることで起きている問題が解決するわけではありませんが、気持ちの上でリセットできるような感覚になります。2025年という新年を迎えるということは再チャレンジや新しい目標を掲げるタイミングとしてベストです。

2024年下半期は小説が思うように書けなかった(読めなかった)という人もたくさんいるのではないでしょうか? 執筆目標や計画を立てる上で、指針となるのが新人賞(コンテスト・小説賞)です。心機一転の気持ちで執筆目標を立てましょう!

この記事では、以下の「3つの条件」を満たす賞を集めました。

・2025年の上半期(06月末まで)〆切
・Webから手軽に応募可能
・書籍化のチャンスもある


スケジュールを立てて応募するのもよし、書き終えてから応募できる賞を探すのもいいかもしれません。
大手出版社の歴史のある新人賞でもWeb応募可能な賞が増えており、「紙で応募するのはめんどくさい」という人も気軽に応募できる環境になってきています。
書籍化デビューを狙うのはもちろん、「〆切がないと書けない」人は、新人賞の〆切を基準にスケジュールを立ててみませんか?

短編・中編、長編と、幅広くさまざまな賞があります。
自ジャンルで募集がないか、チェックしてみてください。また、これを機会に書いたことのないジャンルに挑戦してみるのもいいかもしれません。


■1月10日(金)〆切 :2025年ノベル大賞

ジャンル:幅広く楽しめるエンターテインメント作品であれば、ジャンル不問
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で100~400枚
URL : https://orangebunko.shueisha.co.jp/novel-award/outline

集英社が主催する公募文学賞で、受賞作は集英社オレンジ文庫から刊行されます。ライト文芸が好きな人は自分が読みたいと思うような作品を応募してみては? 

大賞の副賞として賞金300万円。準大賞は100万円。佳作は50万円。

選考委員は今野緒雪氏、似鳥鶏氏、三浦しをん氏、丑尾健太郎氏の四名。
選考委員の三浦しをんさんの『マナーはいらない 小説の書きかた講座』を取り上げた「小説の書き方本を読む」も参考になるかもしれません。


■1月13日(月)〆切 :エブリスタ小説大賞2024 めちゃコミック 女性向けマンガ原作賞

ジャンル:20代~40代の女性を主な読者と想定したコミカライズ原作
文字数・枚数:50,000字以上(短編連作も可)
URL : https://estar.jp/official_contests/159789

エブリスタの人気作品も続々コミカライズで刊行中の「めちゃコミック」から、あなたの作品もマンガ化される可能性があります。

特に求めているジャンルとして「不遇ヒロインの政略結婚」「イキリ聖女と愛され悪役令嬢」「運命を切り開く主人公」があり、該当する作品はタグ設定をお願いします

monokakiでは以前の募集時に「めちゃコミックオリジナル」の編集者・平田佳氏にインタビューをしています。どんな作品が求められているのか参考にしてください。


■1月14日(火)〆切 :第15回 創元SF短編賞

ジャンル:広義のSF短編
文字数・枚数:40字×40行換算で10~25枚
URL : http://www.tsogen.co.jp/award/sfss/15th/#awardKitei

受賞作は東京創元社の総合文芸誌〈紙魚の手帖 SF特集号Genesis〉に掲載したのち、短編単体で電子書籍化し、また朗読音源化したものを『kikubon(キクボン)』 (株式会社RRJ)にて配信

選考委員は飛浩隆氏、宮澤伊織氏、小浜徹也氏の三名。

「SF」についてはこちらの記事が参考になるかもしれません。


選考委員の飛浩隆さんのインタビュー『なぜこんな物語を書こうとしているんだろう?』も応募前に読んでみてください。


■1月31日(金)〆切 :第71回 江戸川乱歩賞

ジャンル:広義の推理小説
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で350~550枚
URL : https://tree-novel.com/works/episode/551774de2ab0302552710a9331f0a26c.html

東野圭吾さん、桐野夏生さん、池井戸潤さん、佐藤究さんなど多くの大型作家を輩出し、推理小説界の名門と言われる江戸川乱歩賞。

受賞作は講談社より刊行され、フジテレビによって映像化が検討されます。また、副賞賞金がなんと500万!


■1月31日(金)〆切 :第15回 集英社みらい文庫大賞

ジャンル:小・中学生に向けたオリジナルのエンターテイメント作品
文字数・枚数:1ページ 40字×28行で50~70枚
URL : https://www.miraibunko.jp/award/

大賞受賞者はデビュー確約。また、応募〆切から三ヶ月で結果発表されます。
一人何作品でも応募可能。募集の開始は2024年12月2日からです。

ライターの飯田一史さん連載「ジュニア文庫を書こう」が参考になるのでぜひ応募前に読んでみてください。


■2月17日(火)〆切 :第4回 警察小説新人賞

ジャンル:エンターテインメント性に富んだ、広義の警察小説
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で200~500枚以内
URL : https://shosetsu-maru.com/pr/keisatsu-shosetsu/index.html#oubo

「警察小説」というジャンルに特化した新人賞です。警察小説であれば、ホラー、SF、ファンタジーなどの要素を持つ作品も対象となります。

大賞賞金300万円。選考委員はサスペンスやミステリー小説を書かれてきた人が多いので、ファンだった方にはぜひ挑戦してみてください。

選考委員は今野敏氏、相場英雄氏、月村了衛氏、東山彰良氏、柚月裕子氏の五名。

宝島社×エブリスタ「『この文庫がすごい!』大賞」に関する記事ですが、「警察小説」についてもお話されているので参考にしてみてください。


■2月28日(金)〆切 :メフィスト賞(2025年上期)

ジャンル:エンタテインメント作品(ミステリー、ファンタジー、SF、伝記など)
文字数・枚数:40字×40行換算で50枚以上
URL : https://tree-novel.com/works/episode/760115873d434f0d227fa80bd23e0dfb.html

京極夏彦さんが先鞭をつけ、森博嗣さん、清涼院流水さん、西尾維新さん、辻村深月さんなどミステリー、エンターテインメントの異才を送り出してきたメフィスト賞。

2021年からWeb応募のみに変更になりました。編集者が直接選び、受賞すれば書籍化を約束する新人賞です。

紙のみで応募だった時の編集部インタビューですが、応募する人には参考になるはずです。


■2月28日(金)〆切 :第15回アガサ・クリスティー賞

ジャンル:広義のミステリ
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で300~800枚
URL : https://www.hayakawa-online.co.jp/literary_prize/christie

早川書房と早川清文学振興財団が共催する「アガサ・クリスティー賞」。本格ミステリをはじめ、冒険小説、スパイ小説、サスペンスなど、クリスティーの伝統を現代に受け継ぎ、発展、進化させる総合的なミステリ小説を対象とし、新人作家の発掘と育成を目的としています。
第11回受賞作である逢坂冬馬著『同志少女よ、敵を撃て』は第166回直木三十五賞候補に挙がり、2022年本屋大賞及び第9回高校生直木賞を受賞し話題になりました。

選考委員は鴻巣友季子氏、法月綸太郎氏、杉江松恋氏、ミステリマガジン編集長の四名。

1億冊以上出版されたアガサ・クリスティーの代表作『そして誰もいなくなった』について「monokaki」で取り上げているので参考にしてください。


■3月2日(日)〆切 :エブリスタ小説大賞2024 TOブックス大賞

ジャンル:【コミカライズ原作部門】女性向け、現代恋愛、異世界恋愛の原作小説、【小説部門】青春小説、ホラー小説、和風世界観の恋愛小説(各部門ごとに募集条件が詳しく記載されているのでWebで要確認・完結、未完結は問わず)
文字数・枚数:50,000文字以上
URL : https://estar.jp/official_contests/159794

【コミカライズ原作部門】【小説部門】ともに大賞賞典として、TOブックスよりコミカライズ、書籍確約。また、どちらも奨励賞はコミカライズ検討、書籍化検討されます。ピックアップ作品はエブリスタ編集部から感想が届きます。

TOブックスは幅広いエンターテイメント作品を出版。単行本を中心にコミックス、文庫、ムックなど様々な形態で届けられる作品は自社で展開するアニメ、舞台、ドラマCD、オーディブル、グッズなど多くのメディア展開しています。
長期シリーズが多く、物語序盤で魅力的に見えた設定が短いスパンで回収されるのではなく、その後の展開がいかに練られているかも選考では重視します。本大賞では、今まで当社では刊行して いなかったジャンル作品も大募集!という編集部からコメントがあります。


■3月31日(月)〆切 :第62回 文藝賞

ジャンル:ジャンル不問
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で100~400枚以内
URL : https://www.kawade.co.jp/np/bungei.html#script

近年では芥川賞を受賞した町屋良平さんや遠野遥さんや宇佐見りんさんを輩出しています。

選考委員は小川哲氏、角田光代氏、町田康氏、村田沙耶香氏の四名。

「文藝」編集部にインタビューした記事を読んでから応募してみませんか? 執筆する際のヒントがたくさんあります。


■3月31日(日)〆切 :第57回 新潮新人賞

ジャンル:純文学
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で250枚以内(短篇も可)
URL : https://www.shinchosha.co.jp/prizes/shinjinsho/#regulation

小山田浩子さん、滝口悠生さん、上田岳弘さん、高橋弘希さん、石井遊佳さんと10年代の芥川賞作家を多く輩出している歴史ある新潮新人賞。郵便での応募も可能ですが二年前からWebでの応募も可能になりました。

選考委員は上田岳弘氏、大澤信亮氏、小山田浩子氏、金原ひとみ氏、又吉直樹氏の五名。

新潮新人賞デビューの青木淳悟さんについての記事と「yomyom」編集長の西村博一さんの「純文学」についてのお話も参考になるかもしれません。


■3月31日(日)〆切 :第49回 すばる文学賞

ジャンル:純文学
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で100~300枚以内
URL : https://subaru.shueisha.co.jp/bungakusho/

温又柔さん、新庄耕さん、奥田亜希子さん、高瀬隼子さん、石田夏穂さん、大田ステファニー歓人さんと実力派の若手作家を多く輩出しているすばる文学賞。今回からはウWebのみの応募になりました。

選考委員は奥泉光氏、金原ひとみ氏、川上未映子氏、岸本佐知子氏、田中慎弥氏の五名。


■3月31日(日)〆切 :第38回 小説すばる新人賞

ジャンル:エンターテインメント小説、ジャンル不問
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙で200~500枚以内
URL : https://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/

村山由佳さん、荻原浩さん、熊谷達也さん、千早茜さん、朝井リョウさんと直木賞受賞作家を多く輩出しているすばる文学賞。今回からはWebのみの応募になりました。

選考委員は五木寛之氏、北方謙三氏、辻村深月氏、宮部みゆき氏、村山由佳氏の五名。

仲俣暁生さんの連載「平成小説クロニクル」で選考委員の宮部みゆきさんと受賞作家である朝井リョウさんについて取り上げた回があるので参考にしてみてください。


■3月31日(月)〆切 :第26回 角川ルビー小説大賞

ジャンル:男性同士の恋愛をテーマにした作品で、明るくさわやかなもの
文字数・枚数:100,000~180,000字以内
URL : https://kakuyomu.jp/info/entry/rubynovel_award_26rd

BL好きな方にぜひ応募してほしい新人賞です。
全員にA~Eに評価分けした選評をWEB上で発表。大賞賞金100万円。優秀賞賞金30万、奨励賞賞金20万、読者賞賞金20万でそれぞれに+応募原稿出版時の印税が賞金となります。

BLについての『おもしろいって何ですか?』の記事も参考にしてください。


■3月31日(月)〆切 :第21回四期MF文庫Jライトノベル新人賞

ジャンル:10代の読者が心から楽しめる、オリジナリティ溢れるフレッシュなエンターテインメント作品
文字数・枚数:40字×34行で80~150枚
URL:https://kimirano.jp/special/news/4630/

応募者全員に評価シートを送付。チャレンジ賞の認定者は担当編集が付き、受賞に向けて全面バックアップ&編集部へ招待。
こちらは「第四期」となり、年末の12月31日〆切の「第三期」に出しそびれても3月のこちらに出せます。
選考委員は志瑞祐氏、鈴木大輔氏、花間燈氏、MF文庫J編集部。


■4月10日(木)〆切 :第32回 電撃小説大賞

ジャンル:オリジナルの長編及び短編小説。ファンタジー、SF、ミステリー、恋愛、青春、ホラーほか、ジャンル不問
文字数・枚数:【長編】100,000~150,000字以内で完結していること 、【短編】100,00~30,000字以内で完結していること
URL : https://kakuyomu.jp/info/entry/32th_dengekitaisho_kakuyomu_entry

大賞賞金300万円! 受賞者は『電撃文庫』『メディアワークス文庫』『電撃の新文芸』等からデビューすることができます。
過去には『ソードアート・オンライン』の川原礫氏や『86-エイティシックス-』 の安里アサト氏も受賞しています。

最終選考委員は電撃文庫編集部、メディアワークス文庫編集部、電撃の新文芸編集部、特別選考委員の支倉凍砂氏。

気になった方は、以前の湯浅隆明&高林初両編集長のインタビューを読んでから応募してみてください。


■5月7日(水)〆切 :第8回 富士見ノベル大賞

ジャンル:大人向けのエンタテインメント小説
文字数・枚数:90,000~120,000字以内(あらすじも含む)
URL : https://kakuyomu.jp/info/entry/fujiminovel_award8th

大人のためのキャラクター小説、新しいエンターテインメントを作りたい人を募集
また、新しいジャンルを作ってもかまわないとのことなので、自分の書いているジャンルがどこにもうまく属さないと悩んでる人は応募してみてはいかがでしょうか。

大賞:100万円、入選:30万円、佳作:10万円、審査員特別賞。
選考委員は富士見 L文庫編集部。


■5月9日(金)〆切 :第11回 角川文庫キャラクター小説大賞

ジャンル:魅力的なキャラクターが活躍する、エンタテインメント小説。ジャンル不問
文字数・枚数:38字×34行で00~140枚以内
URL : https://awards.kadobun.jp/character-novels/

角川文庫による新人賞。読者賞は最終候補作品の中から、有志の書店員からなるモニター審査員と、一般応募により選出された読者審査員が選考をします。

大賞:100万円、優秀賞:30万円、奨励賞:20万円、読者賞:10万円、『カクヨム』テーマ賞:10万円(*『カクヨム』からの応募作品のみ)。

選考委員は澤村御影氏、望月麻衣氏、角川文庫キャラクター文芸編集部。

選考委員の望月麻衣さんのインタビューもなにか参考になるかもしれません。


■5月9日(金)〆切 :第28回 日本ミステリー文学大賞新人賞

ジャンル:広義のミステリー
文字数・枚数:400字詰め原稿用紙換算で350~600枚以内
URL : https://kobun.or.jp/entry/?20240617

近年では『ロスト・ケア』で受賞しデビューした葉真中顕さんを輩出しているミステリー好きには応募してほしい新人賞です。

大賞受賞者には正賞としてシエラザード像、副賞として500万円。
選考委員は月村了衛氏、中山七里氏、葉真中顕氏、湊かなえ氏の四人。

ミステリーについての『おもしろいって何ですか?』の記事も参考にしてください。


■5月9日(金)〆切 :第5回 京都文学賞

ジャンル:京都を題材とする未発表の「小説」を募集(ジャンル不問)
文字数・枚数:【一般部門】は28,000~160,000字以内、【中高生部門】は(手書き原稿の場合)400字詰(20字×20行)原稿用紙で、20~150枚以内、(パソコン原稿の場合)400字詰(20字×20行)原稿用紙に換算し、20~150枚以内、【海外部門】8,000~60,000字以内
URL : https://kyotobungakusyo.com/about

「世界文化自由都市宣言」40周年を契機に創設され、今回で第5回を迎える京都文学賞。第1回から受賞作の出版化に取り組んでいます。これまで『羅城門に啼く』『屋根の上のおばあちゃん』(第1回)、『鴨川ランナー』(第2回)、『ビボう六』『ちとせ』(第3回)と、受賞作5作が協力出版社から刊行。

【一般部門】最優秀賞1点:賞金100万円、出版化、優秀賞1点:賞金50万円。
【中高生部門】最優秀賞1点:図書カード10万円分、優秀賞1点:図書カード5万円分。
【海外部門】最優秀賞1点:賞金10万円。
【全部門対象】読者選考委員賞1点(副賞なし)。

最終選考委員はいしいしんじ氏、西加奈子氏、校條剛氏、読者選考委員の代表ほか。


■5月14日(水)〆切 :第24回 角川ビーンズ小説大賞

ジャンル:【一般部門】ジャンルを問わず、エンタテインメント性の強い作品 【テーマ部門】<キャラ属性>カリスマ系ヒロイン、<関係値>主従関係の恋のいずれかを盛り込んだ印象的なキャラクター、関係性に特化した作品
文字数・枚数:90,000~120,000字以内
URL : https://kimirano.jp/article/detail/1210626

レーベル20周年を迎え、募集部門を2部門に分け大幅リニューアルされています。
部門ごとでジャンルなどが違うので自分に合うものや書いてみたいものと照らし合わせて応募してみてください
【大賞】賞金100万円:副賞…シリーズ化確約・コミカライズ確約。
【一般部門優秀賞】賞金30万円:副賞…書籍化確約。
【テーマ部門優秀賞】賞金30万円:副賞…書籍化確約。
【特別賞】賞金10万円:副賞…書籍化検討。
【角川ビーンズ文庫×FLOS COMIC賞】副賞…コミカライズ確約、
とチャンスも多くなっています。


■5月20日(火)12時より募集開始(募集上限に到達次第〆切):第7回 ことばと新人賞

ジャンル:未発表(「発表」には同人誌、ウェブも含みます)の小説
文字数・枚数: 400字詰め原稿用紙70~200枚
URL : http://www.kankanbou.com/news/archives/513

書肆侃侃房が刊行する文芸ムック「ことばと」の新人賞。今回から募集上限が130作品、選考料として2500円(応募作品には「ことばと」vol.9発行後、担当した選考委員による選考コメントがつきます。コメントは無記名で「ことばと編集部」よりメールで送付予定)という新しいシステムになりました。詳細はサイトで確認してください。

選考委員は江國香織氏、滝口悠生氏、豊﨑由美氏、山下澄人氏、佐々木敦氏の五名。


■6月20日(金)〆切 :第105回 オール讀物歴史時代小説新人賞

ジャンル:広義の歴史時代小説
文字数・枚数:400字詰原稿用紙で30~100枚
URL : https://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/prize.html

第101回から「歴史時代小説」分野に特化した賞へリニューアルしました。歴史時代小説でデビューを狙っている人はぜひ応募してみてください

選考委員は安部龍太郎氏、門井慶喜氏、畠中恵氏。

monokaki では、大沼貴之編集長にインタビューしています。小説を書く人にぜひ読んでほしい、「monokaki」一番最初の特集記事です。


■おわりに:エブリスタコンテスト情報


創作活動の道標に、腕を磨く手段に、Webから応募できる小説新人賞を活用してみてください。

また、小説投稿サイト・エブリスタでは、この他にも選評が貰える投稿イベントや、書籍化が狙えるコンテストを常時開催しております。こちらもぜひご活用いただければと思います。

「monokaki」は、エブリスタが運営する「物書きのためのメディア」です。