monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。

エブリスタが運営する物書きのためのメディア「monokaki」です。 小説の書き方、おもし… もっとみる

monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。

エブリスタが運営する物書きのためのメディア「monokaki」です。 小説の書き方、おもしろい小説を書くコツなど、頭の中でくしゃくしゃになった原稿用紙をふたたび開き、物語の「つづき」に取り組みたくなる記事を提供。 毎週火曜・木曜更新。 https://estar.jp/

小説の書き方本を読む

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あなたに「アイディア」の見つけ方を教えてくれる本|パトリシア・ハイスミス著『サスペンス小説の書き方 パトリシア・ハイスミスの創作講座』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 「小説の書き方本を読む」の第十回です。前回の保坂和志著『書きあぐねている人のための小説入門』では小説を書くということ、人間を書くということ、そしてストーリーとは何かを考えている人には参考になったのではないでしょうか。 この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかかる部分や、自分に響いたという箇所があれば、ぜひ記事を読むだけではなく、書籍を手に取ってもらえればと考えています。 第十回はパト

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あなたに「小説とは何か」と問いかけてくれる本|保坂和志著『書きあぐねている人のための小説入門』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 「小説の書き方本を読む」の第九回です。前回のスティーヴン・キング著『書くことについて』では小説家になるために、そして書き続けるために必要なことや目的について参考になったのではないでしょうか。 この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかかる部分や、自分に響いたという箇所があれば、ぜひ記事を読むだけではなく、書籍を手に取ってもらえればと考えています。 第九回は保坂和志著『書きあぐねている人

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あなたの「原動力」を再認識させてくれる本|スティーヴン・キング著『書くことについて』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 「小説の書き方本を読む」の第八回です。前回の冲方丁『生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座』では小説家になるために、そして書き続けるために必要なことや目的について参考になったのではないでしょうか。 この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかかる部分や、自分に響いたという箇所があれば、ぜひ記事を読むだけではなく、書籍を手に取ってもらえればと考えています。 第八回はスティーヴン・

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あなたの作家としての「生存率」を上げてくれる本|冲方丁著『生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 「小説の書き方本を読む」の第七回です。前回の大沢在昌著『小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない』では、作家とは「持続」していくことという長期的な視野が必要であり、同時に毎年一定のレベルのもの出し続けていく大変な仕事であるということを取り上げました。シビアですがそれが現実である以上、作家志望者が目を背けられない問題です。 この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかか

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Web時代の作家たち

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書くこと、楽しむこと、公開した作品は完結させること|西原衣都 インタビュー

 8月3日からMBSをはじめとする各放送局で放送開始されるドラマ『結婚予定日』。この作品は西原衣都原作×ムノ漫画でマンガアプリ「マンガBANG!」で連載中の作品の映像化であり、元々は西原氏がエブリスタに投稿していた小説が原作となっている。  原作者である西原氏にご自身の作品や創作に対する向き合い方、さらにはコミカライズやドラマ化された作品について、メールインタビューでお答えいただいた。 一人で書き始めた不安を相談できる場所がエブリスタだった——これまでの読書体験や創作体験に

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自分の書きたいものを書きたいという気持ちが強かった|梅澤夏子 インタビュー

 7月7日から日本テレビ系列でドラマ『癒やしのお隣さんには秘密がある』の放送が始まる。この作品は梅澤夏子原作×嶋伏ろう漫画でめちゃコミックオリジナルで連載されているマンガの映像化であり、元々は梅澤氏がエブリスタに投稿した小説『癒やしのお隣さん』が原作となっている。  原作者である梅澤夏子氏にご自身の小説やエブリスタで書こうと思ったきっかけ、さらにはコミカライズやドラマ化と広がっていく作品について、メールインタビューにお答えいただいた。 エブリスタの小説に熱中したのがきっかけ

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今ここでやらなかったらこの先やれる機会は一生ない|ウェルザード インタビュー

 エブリスタで2011年から2014年にかけて『カラダ探し』全四部作を投稿し、2013年から2015年にケータイ小説文庫として書籍化。2014年から2019年まで村瀬克俊によるコミカライズが「少年ジャンプ+」にて連載、その漫画版に準拠したWebアニメが配信され、2022年には橋本環奈主演で映画化されるなど、小説だけでなくさまざまなジャンルで『カラダ探し』はメディアミックスされて展開していった。  時代を代表するホラー小説となった『カラダ探し』。小説投稿サイトの黎明期から書き続

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一日も休まず書けば、必ず結果がついてくる|望月麻衣 インタビュー

 2013年にエブリスタ主催第2回電子書籍大賞を受賞しデビュー。その後、大ヒット人気シリーズとなる『京都寺町三条のホームズ』を開始。同作は2016年には「第4回京都本大賞」を受賞し、名実ともに「京都」のご当地小説としても多くの人に知られることになった。  現在16巻が発売されている『京都寺町三条のホームズ』シリーズだけではなく、デビュー後から精力的に小説を書き続けているその意欲やアイデアはどこからくるのか、また家事をしながらの執筆はどのように行っているのか、執筆中で多忙な中、

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新人賞の懐

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キャラクターと話のキャッチーさがタイトルに表れる|「講談社女性コミック9誌合同マンガ原作賞」白土美帆子&川崎萌美&間陽

 講談社の女性向けコミックレーベル9誌が合同開催! 主に女性読者が楽しめるマンガ原作を幅広く募集します。  今回の募集の告知に合わせて、メインで作品を募集している3レーベルの編集者さんに、各レーベル毎の特徴やターゲット層だけでなく、コンテストでどんな作品を求めているのか聞きました。このインタビューを読むとどんな作品が求められているのかわかるはずです。興味が湧いたら書いて応募してみませんか? 応募開始は8月1日から、〆切は10月31日です。  今回は「パルシィ」の白土美帆子さん

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子どもが本と仲良くなる最初の一冊を書いてみませんか?|「ポプラキミノベル小説大賞」 門田奈穂子&斉藤尚美&松田拓也

 2021年3月に創刊し今年で3年目に突入したジュニア文庫レーベル「キミノベル」。去年に引き続き今年も「ポプラキミノベル小説大賞」が開催されることになりました。  募集の告知に合わせて、どんな作品を求めているのか、現在のジュニア文庫の現状について聞きました。  小学4~6年生までがメインターゲットのジュニア文庫。謎解き、バトル、恋愛、ホラーなど広範囲のジャンルのエンタメ作品が刊行され、これをきっかけに本好きになる可能性が非常に高い本読みの入り口のひとつになっています。応募開始

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あなただけの恋愛+αの新しい組み合わせを見せてほしい|「2022年集英社3レーベル合同コンテスト」池田真理子&塩崎加奈子&齋藤孝太

 2021年に開催された「集英社3レーベル合同コンテスト」が今年も開催されることになりました。募集告知の公開に合わせて、3レーベルの編集者の方々にマンガ原作としてどんな小説を求めているのか、そして女性向けマンガの現状について聞きました。  マンガ好きな人にとっては自分の物語がマンガになるチャンスです。応募開始は12月22日から、〆切は2023年4月2日です。  インタビューを読み、自分の書きたいものがどのレーベルに向いているのかを知ってから書きはじめてもまだ間に合います。  

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妄想しまくった、あなただけの世界を見せてほしい|「日本ファンタジーノベル大賞 2021」高橋亜由

 鈴木光司、畠中恵、森見登美彦、西條奈加、古谷田奈月という多彩な作家を輩出してきた「日本ファンタジーノベル大賞」。惜しまれながらも2013年度を機に一度休止したが、2017年からは一般財団法人新潮文芸振興会が主催となって復活した。ここからデビューした作家たちはエンタメや純文学とジャンルを縦横無尽に活躍している。  現在の選考委員は恩田陸と森見登美彦、そしてヤマザキマリ。「日本ファンタジーノベル大賞」の選考側はどんな作品を求めているのか? 「日本ファンタジーノベル大賞」事務局の

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Webから応募できる小説新人賞まとめ|2023年下半期|monokaki編集部

コロナパンデミック(感染拡大)が世界的におさまりつつあり、この期間に新しく生活に根付いたものとそれ以前のものが融合して新しい常識になったりしていきました。時代というものはほんとうに変わるものだなと強く感じます。 皆さんはお元気でしょうか? あっという間に時間は過ぎていき、すぐに2023年下半期がやってきます。 上半期に小説が思うように書けなかった(読めなかった)という人もたくさんいるのではないでしょうか。こんな時は心機一転、新年に向けて執筆目標を立てて、次に進みましょう!

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Webから応募できる小説新人賞まとめ|2023年上半期|monokaki編集部

時間はあっという間に通り過ぎていくとこの所前よりも強く感じるようになりました。コロナパンデミック(感染拡大)以降の世界とそれ以前ではいろんなものが変わったことも関係しているように思えます。 皆さんはお元気でしょうか? 気がつけば今年も11月の後半となり、残すところ一カ月です。すぐに2023年がやってきます。 2022年は小説が思うように書けなかった(読めなかった)という人もたくさんいるのではないでしょうか。こんな時は心機一転、新年に向けて執筆目標を立てて、次に進みましょう!

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Webから応募できる小説新人賞まとめ|2022年下半期|monokaki編集部

コロナパンデミックで以前とは違う日常を過ごすようになって二年以上が経ちました。少しずつ世界的な流行も収まってきた2022年。当たり前になってしまったこの非日常はどんな風に変わっていくのでしょうか。期待もありつつ、少し怖いようにも感じる今日この頃です。皆さんお元気でしょうか?  もう気がつけば6月です。2022年も残り半分です。 いろんなものが様変わりしていく中で、小説を書きたいと思っても書けなかったり、完成させられなかった人も多いと思います。もうすぐ下半期に入ります。気持ち

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Webから応募できる小説新人賞まとめ|2022年上半期|monokaki編集部

コロナの爆発的な流行(感染拡大)によって、それまでとは違う非日常になって約二年ほど経ちます。しかし、その非日常も気がつけば当たり前の日常になってきましたが、皆さんお元気でしょうか?  もう気がつけば11月です。すぐに2022年がやってきます。 いろんなものが様変わりしていく中で、小説を書きたいと思っても書けなかったり、最後まで完成させられなかった人もいると思います。 心機一転、新年に向けて執筆目標を立てて、次に進みましょう! この記事では、以下の「3つの条件」を満たす賞を

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ものかき未満

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ものかきが育てた文房具。デジタルメモポメラ「DM250」インタビュー|monokaki編集部

プロの作家に熱狂的なファンが多数いるというガジェット、それが「ポメラ」。前機種「DM30」から4年ぶりの新機種「DM250」が7月29日に発売になりました。発売が発表されるやいなや、SNS上では「ポメラ」ユーザーたちを中心に「DM250」へ多くの期待の声が挙がり、人気の高さを改めて証明しています。 「ポメラ」はインターネットに接続できない、文章を書くことに特化したデジタルメモ。2年前に「monokaki」編集部は販売元の文具メーカーであるキングジムさんにお話を伺うことができま

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ものかきが育てた文房具。デジタルメモ「ポメラ」

プロの作家に熱狂的なファンが多数と噂のガジェット、それが「ポメラ」。インターネットに接続できない、文章を書く機能に特化したデジタルメモです。開発は文房具メーカーとして名高いキングジム。なぜ文房具メーカーがデジタルガジェットなのか、なぜものかきに人気なのか。 エブリスタユーザーさんの中にも「ポメラ」ユーザーさんが多数いるという話もよく聞きます。また、現在開催中の「未完結でも参加できる 執筆応援キャンペーン」では「pomera DM30」が大賞受賞作の賞典になっているのでぜひお話

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こだわらず手放せ! 作家・久美沙織に教わる創作5ヶ条

 ものを書くことの初心者・スタートに立つための情報をお届けする「ものかき未満」。今回は、3月24日にエブリスタが高校生向けに開催したワークショップ「Be Open, Let go! おはなしをつくろう」に参加してきました。講師である小説家・久美沙織氏から伝授された「創作のための5か条」を、monokaki向け特別編集版としてお届けします。  「おはなし」を書いたことのある人なら誰でも心当たりがあるような、あるいは「おはなし」を書こうとして挫折したことのある人なら誰でもぎくり

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人間ってこうやってできている――「類語辞典」を開く

ものを書くことの初心者・スタートに立つための情報をお届けする「ものかき未満」。 「この場面、どうやって表現すればいいんだろう」と悩んだり、書き進める中で「この表現いつも使ってしまうなあ……」と気づきつつも、”どうにもできないもどかしさ”を感じたりすることはありませんか? 今回は、そんな時に役立つ「類語辞典シリーズ」を紹介します。 「類語辞典シリーズ」とは、ついついワンパターンに陥りがちな表現から脱したい全ての創作者に贈る、感情・場面に特化した類語辞典です。現在は、『感情類語

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