monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。

エブリスタが運営する物書きのためのメディア「monokaki」です。 小説の書き方、おもしろい小説を書くコツなど、頭の中でくしゃくしゃになった原稿用紙をふたたび開き、物語の「つづき」に取り組みたくなる記事を提供。 毎週火曜・木曜更新。 https://estar.jp/

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エブリスタが運営する物書きのためのメディア「monokaki」です。 小説の書き方、おもしろい小説を書くコツなど、頭の中でくしゃくしゃになった原稿用紙をふたたび開き、物語の「つづき」に取り組みたくなる記事を提供。 毎週火曜・木曜更新。 https://estar.jp/

エブリスタ便り

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2024年のエブリスタの歩みまとめ|エブリスタ便り 12月号

「エブリスタ便り」は、小説創作プラットフォーム・エブリスタのスタッフが交代でお届けするコラムです。 エブリスタのスタッフならではの知識や見解を使って、皆さんの執筆に役立ちそうなあれこれをお伝えしていきます。 今回のテーマは「2024年のエブリスタの歩みまとめ」です。 今年、エブリスタでは長年準備をしていた創作支援プログラム「スターギフト」が7月から始まりました。その新機能の実装や改善点などもお伝えできればと思います。 また、この一年でどんなコンテストがあったのか、コミカラ

小説を書きながら収益を得られる新機能「スターギフト」とは?|エブリスタ便り 10月号

「エブリスタ便り」は、小説創作プラットフォーム・エブリスタのスタッフが交代でお届けするコラムです。 エブリスタのスタッフならではの知識や見解を使って、皆さんの執筆に役立ちそうなあれこれをお伝えしていきます。 今回のテーマは「小説投稿サイトの収益化機能」です。そして、2024年7月から新しく始まったエブリスタの創作支援プログラム「スターギフト」についても深堀りしていきます。 エブリスタが始めた「スターギフト」は、いわゆる「投げ銭型」の収益化機能です。お気に入りの作品に「ス

お洒落な小説の表紙を作りたい!作り方やデザインのヒントも〔後編〕|エブリスタ便り 7月号|monokaki編集部

「エブリスタ便り」は、小説投稿サイト・エブリスタのスタッフが交代でお届けするコラムです。 小説投稿サイトのスタッフならではの知識や見解を使って、皆さんの執筆に役立ちそうなあれこれをお伝えしていきます。 今回のテーマは、前回に引き続き「小説の表紙作り」。ブラウザ上で表紙を作成できる「かんたん表紙メーカー」を使って、実際に表紙画像を作る方法を詳しく解説します。 また、表紙づくりに必要な素材の集め方や、デザイン・構図のアイデアの集め方についてのヒントもお届け。 執筆作品の表紙づ

お洒落な小説の表紙を作りたい!作り方やデザインのヒントも〔前編〕|エブリスタ便り 7月号|monokaki編集部

「エブリスタ便り」は、小説投稿サイト・エブリスタのスタッフが交代でお届けするコラムです。 小説投稿サイトのスタッフならではの知識や見解を使って、皆さんの執筆に役立ちそうなあれこれをお伝えしていきます。 今回のテーマは「小説の表紙作り」。 特別な画像編集ソフトがなくても、自分の作品にあった表紙を簡単に作ることができるよう、表紙づくりに役立つツールやサービスをご紹介します。 例えばこのような表紙が作れるようになります! 執筆した作品の表紙づくりに悩んでいる方は、ぜひ参考に

Web時代の作家たち

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「語彙力」を高める最高の勉強法はジャンルを超えた読書|秀島迅 インタビュー

 12月20日に日本文芸社から『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 上級編』が刊行された。これまでにも「monokaki」では「クリエイターのための語彙力図鑑」シリーズなどを特別に許可を得て掲載してきた。  今まで同様に『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 上級編』も刊行日よりも前に一部を掲載している。  毎回掲載すると大きな反響があるこの「クリエイターのための図鑑」シリーズを手掛けてきた小説家の秀島迅氏に小説を書こうと思ったきっかけや、一

読み続けていたら書きたいという気持ちが溢れてきた|赤坂優月 インタビュー

 10月4日から放送が開始されたアニメ『魔法使いになれなかった女の子の話』(以下、「まほなれ」)。原案となった作品は2018年からエブリスタで連載され、Project ANIMA第二弾「異世界・ファンタジー部門」での大賞受賞を経てアニメ化が決定した。完成したアニメ脚本をもとに、受賞者の赤坂優月氏が全編をリライトしたノベライズ版も刊行された。  ノベライズ『魔法使いになれなかった女の子の話』がデビュー作となる赤坂氏に、Web小説を書き始めた理由から、「Project ANIMA

書くこと、楽しむこと、公開した作品は完結させること|西原衣都 インタビュー

 8月3日からMBSをはじめとする各放送局で放送開始されるドラマ『結婚予定日』。この作品は西原衣都原作×ムノ漫画でマンガアプリ「マンガBANG!」で連載中の作品の映像化であり、元々は西原氏がエブリスタに投稿していた小説が原作となっている。  原作者である西原氏にご自身の作品や創作に対する向き合い方、さらにはコミカライズやドラマ化された作品について、メールインタビューでお答えいただいた。 一人で書き始めた不安を相談できる場所がエブリスタだった——これまでの読書体験や創作体験に

自分の書きたいものを書きたいという気持ちが強かった|梅澤夏子 インタビュー

 7月7日から日本テレビ系列でドラマ『癒やしのお隣さんには秘密がある』の放送が始まる。この作品は梅澤夏子原作×嶋伏ろう漫画でめちゃコミックオリジナルで連載されているマンガの映像化であり、元々は梅澤氏がエブリスタに投稿した小説『癒やしのお隣さん』が原作となっている。  原作者である梅澤夏子氏にご自身の小説やエブリスタで書こうと思ったきっかけ、さらにはコミカライズやドラマ化と広がっていく作品について、メールインタビューにお答えいただいた。 エブリスタの小説に熱中したのがきっかけ

プロの作家を目指すための「語彙力図鑑」上級編|monokaki編集部

 こんな文章から始まる書籍が、12月20日に日本文芸社から発売される。以前にも現役の小説家である秀島迅氏の著作『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑』をmonokakiでも紹介したが、今回は書き続けている人に向けた『プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 上級編』。  冒頭にはプロローグとして「PROLOGUE 1 語彙をとことん突き詰めて最適な表現を模索・厳選する」「PROLOGUE 2 生きた表現ができるように語彙のツボを押さえる」「PROL

Webから応募できる小説新人賞まとめ|2025年上半期|monokaki編集部

今年も残すところあと一カ月ほどになりました。2024年は、皆さんにとってどんな年だったでしょうか? 世界に目を向けると、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ侵攻、アメリカの大統領選ではトランプ氏が返り咲き、歴史の大きな転換期にいるような出来事が立て続けに起きています。 日本では、年始(2024年)の1月1日には能登半島をはじめとする大地震が起きて、一年が経とうというのにまだ復興のめどは立っていません。被害にあった方々に安心できる日や地震前の生活水準に戻れる日が早くくる

神話の時代から(この数十年で誕生したものも)語り続けられる「怪異」図鑑|monokaki編集部

 こんな文章から始まる書籍が、9月20日に日本文芸社から発売される。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑 場面設定編』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教える クリエイターのための怪異図鑑』。  冒頭にはプロローグとして「PROLOGUE 1 怪異の知見を深めてあらゆる創作の血肉に」「PROLOGUE 2 怪異とは秀逸なキャラ立ち軍団」「PROLOGUE 3 計71種もの多彩なキャラクターを」という

物語の屋台骨を支える語彙力「場面設定編」|monokaki編集部

 こんな文章から始まる書籍が、8月13日に日本文芸社から発売される。以前にもmonokakiで紹介した『プロの小説家が教える クリエイターのための能力図鑑』の著者であり、現役の小説家である秀島迅氏による『プロの小説家が教えるクリエイターのための語彙力図鑑 場面設定編』。  冒頭にはプロローグとして「PROLOGUE 1 登場人物が「どこにいるか」で物語の印象は大きく変わる」「PROLOGUE 2 場面設定は立地・季節・時間帯が超重要」「PROLOGUE 3 見せ場をつくるには

小説の書き方本を読む

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あなたの作家としての「語り(ナラティヴ)」を鍛えてくれる本|アーシュラ・K・ル=グウィン著『文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 「小説の書き方本を読む」の第十一回目です。 前回のパトリシア・ハイスミス著『サスペンス小説の書き方 パトリシア・ハイスミスの創作講座』では小説を書く際のアイデアについて、さらにそこからどう発展させて執筆するのかに悩んでいる人には参考になったのではないでしょうか。 この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかかる部分や、自分に響いたという箇所があれば、ぜひ記事を読むだけではなく、書籍を手に取

あなたに「アイディア」の見つけ方を教えてくれる本|パトリシア・ハイスミス著『サスペンス小説の書き方 パトリシア・ハイスミスの創作講座』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 「小説の書き方本を読む」の第十回です。前回の保坂和志著『書きあぐねている人のための小説入門』では小説を書くということ、人間を書くということ、そしてストーリーとは何かを考えている人には参考になったのではないでしょうか。 この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかかる部分や、自分に響いたという箇所があれば、ぜひ記事を読むだけではなく、書籍を手に取ってもらえればと考えています。 第十回はパト

あなたに「小説とは何か」と問いかけてくれる本|保坂和志著『書きあぐねている人のための小説入門』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 「小説の書き方本を読む」の第九回です。前回のスティーヴン・キング著『書くことについて』では小説家になるために、そして書き続けるために必要なことや目的について参考になったのではないでしょうか。 この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかかる部分や、自分に響いたという箇所があれば、ぜひ記事を読むだけではなく、書籍を手に取ってもらえればと考えています。 第九回は保坂和志著『書きあぐねている人

あなたの「原動力」を再認識させてくれる本|スティーヴン・キング著『書くことについて』|monokaki編集部

こんにちは、「monokaki」編集部の碇本です。 「小説の書き方本を読む」の第八回です。前回の冲方丁『生き残る作家、生き残れない作家 冲方塾・創作講座』では小説家になるために、そして書き続けるために必要なことや目的について参考になったのではないでしょうか。 この連載は取り上げた書籍の一部を紹介する形になっています。そこでなにか引っかかる部分や、自分に響いたという箇所があれば、ぜひ記事を読むだけではなく、書籍を手に取ってもらえればと考えています。 第八回はスティーヴン・

新人賞の懐

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キャラクターと話のキャッチーさがタイトルに表れる|「講談社女性コミック9誌合同マンガ原作賞」白土美帆子&川崎萌美&間陽

 講談社の女性向けコミックレーベル9誌が合同開催! 主に女性読者が楽しめるマンガ原作を幅広く募集します。  今回の募集の告知に合わせて、メインで作品を募集している3レーベルの編集者さんに、各レーベル毎の特徴やターゲット層だけでなく、コンテストでどんな作品を求めているのか聞きました。このインタビューを読むとどんな作品が求められているのかわかるはずです。興味が湧いたら書いて応募してみませんか? 応募開始は8月1日から、〆切は10月31日です。  今回は「パルシィ」の白土美帆子さん

子どもが本と仲良くなる最初の一冊を書いてみませんか?|「ポプラキミノベル小説大賞」 門田奈穂子&斉藤尚美&松田拓也

 2021年3月に創刊し今年で3年目に突入したジュニア文庫レーベル「キミノベル」。去年に引き続き今年も「ポプラキミノベル小説大賞」が開催されることになりました。  募集の告知に合わせて、どんな作品を求めているのか、現在のジュニア文庫の現状について聞きました。  小学4~6年生までがメインターゲットのジュニア文庫。謎解き、バトル、恋愛、ホラーなど広範囲のジャンルのエンタメ作品が刊行され、これをきっかけに本好きになる可能性が非常に高い本読みの入り口のひとつになっています。応募開始

あなただけの恋愛+αの新しい組み合わせを見せてほしい|「2022年集英社3レーベル合同コンテスト」池田真理子&塩崎加奈子&齋藤孝太

 2021年に開催された「集英社3レーベル合同コンテスト」が今年も開催されることになりました。募集告知の公開に合わせて、3レーベルの編集者の方々にマンガ原作としてどんな小説を求めているのか、そして女性向けマンガの現状について聞きました。  マンガ好きな人にとっては自分の物語がマンガになるチャンスです。応募開始は12月22日から、〆切は2023年4月2日です。  インタビューを読み、自分の書きたいものがどのレーベルに向いているのかを知ってから書きはじめてもまだ間に合います。  

妄想しまくった、あなただけの世界を見せてほしい|「日本ファンタジーノベル大賞 2021」高橋亜由

 鈴木光司、畠中恵、森見登美彦、西條奈加、古谷田奈月という多彩な作家を輩出してきた「日本ファンタジーノベル大賞」。惜しまれながらも2013年度を機に一度休止したが、2017年からは一般財団法人新潮文芸振興会が主催となって復活した。ここからデビューした作家たちはエンタメや純文学とジャンルを縦横無尽に活躍している。  現在の選考委員は恩田陸と森見登美彦、そしてヤマザキマリ。「日本ファンタジーノベル大賞」の選考側はどんな作品を求めているのか? 「日本ファンタジーノベル大賞」事務局の